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条例案 参考人から意見聴取へ
「表現の自由」をおかす恐れがあるなどの反対を受けて、さきの東京都議会で継続審議となった子どもの悪質な性行為を描いた漫画を規制するなどの条例案について、都議会は今月にも、学識経験者や弁護士などを参考人として呼んで意見を聞くことになりました。
東京都は、１８歳未満と思われるキャラクターの悪質な性行為を描いた漫画やアニメの流通などを規制する青少年健全育成条例の改正案をことし２月の都議会に提出しましたが、条文の表現があいまいで規制の対象が不明確であり、解釈が拡大されると「表現の自由」をおかす恐れがあるなどとして反対意見が強まり、都議会で継続審議となりました。
この問題について６日、都議会の総務委員会が開かれ、今月１８日に学識経験者や弁護士それに医師など４人を呼んで、条例改正に賛成と反対のそれぞれの立場から意見を聞くことになりました。
東京都によりますと、条例の改正案をめぐっては、ことし３月の１か月間だけでメールや電話などで１０００件を超す提言や要望が寄せられたということで、来月の都議会で改めて行われる審議に、都民や関係者から強い関心が集まっています。
05月06日 21時04分
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