衆議院議員 服部良一「現場主義」

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ブログ・服部良一の国会奮闘記

沖縄県民大会9万人結集!沖縄の声に応えたい

 

 昨日、沖縄県民大会の会場である読谷村運動公園には9万人を超える人々が集まった。

 

 私も12時過ぎに那覇を出発したが、渋滞で車が全く進まず、結局読谷の人にバイクを借りて、やっとのことで会場についたときは3時半を回っていた。

会場からは人があふれ、たどり着けなかった人も多かったようだ。私も仲井真知事の発言には間に合わなかったが、高校生の発言には間に合った。


 「低空飛行する機体に向かって思わず私は叫んだこともあります。私たち一人一人が考えれば何かが変わる。そう信じて、今、私はここに立っています」と話した岡本かなさん。

「やはり基地は沖縄には必要ないと思うのです」と話した志喜屋成海さん。

二人は普天間高校3年生で、爆音の下で授業を受けているのだ。

この声に、国会議員として何としても応えなければならない。以下、大会決議を紹介する。

 

 ▼▼▼大会決議文▼▼▼

 

 普天間飛行場の返還は平成8年日米特別行動委員会(SACO)合意から13年経過した今なお実現を見ることはなく、その危険性は放置されたままです。


 しかも、平成16年(2004年)8月13日に発生した沖縄国際大学構内への米軍海兵隊所属CH53D大型輸送機ヘリコプターの墜落事故は、市街地に位置し、住宅や学校等が密集する普天間飛行場の危険極まりない現実を明らかにしました。一歩間違えば大惨事を引き起こしかねず「世界一危険な飛行場」の存在を改めて内外に明らかにしています。

しかも、平成18年(2006年)の在日米軍再編協議では同飛行場の全面返還を合意しており、県民や宜野湾市民は、最も危険な普天間飛行場を早期に全面返還し、政府の責任において跡地利用等課題解決を求めているのです。


 私たち沖縄県民は、去る大戦の悲惨な教訓から戦後一貫して「命どぅ宝」、基地のない平和で安全な沖縄を希求してきました。にも関わらずSACO合意の「普天間飛行場条件つき返還」は新たな基地の県内移設に他なりません。


 県民の意思はこれまで行われた住民投票や県民大会、各種世論調査などで明確に示され、移設先とされた名護市辺野古沿岸域は国の天然記念物で、国際保護獣のジュゴンをはじめとする希少生物をはぐくむ貴重な海域であり、また新たなサンゴ群落が見つかるなど世界にも類をみない美しい海域であることが確認されています。


 名護市長は、辺野古の海上及び陸上への基地建設に反対しています。また、勝連半島沖埋め立て案についてはうるま市長・市議会ともに反対を表明しています。
 よって、私たち沖縄県民は、県民の生命・財産・生活環境を守る立場から、日米両政お府が普天間飛行場を早期に閉鎖・返還するとともに、県内移設を断念し、国外・県外に移設されるよう強く求めるものです。

 

以上決議する。

 

2010年4月25日
4・25県民大会
 (あて先・首相、外相、防衛相、沖縄担当相、官房長官、駐日米国大使)

 

▲▲▲大会決議文ここまで▲▲▲

 

 

 今日、この決議を持って沖縄から代表団約100名が上京し、防衛省と首相官邸に申し入れをした。

 

議員会館では議員対象の院内集会も開いた。

玉城義和県議会副議長は院内集会で「こういう大会をいつまでやらなければならないのか」と訴えた。その通りだと思う。

 

5月末で無理に決着をつけることはない。鳩山首相には「県外」をあくまでも貫いて欲しい。

 

服部良一 沖縄県民大会院内集会

院内集会にあいさつする服部良一、沖縄県民大会代表団と

 

作成日時: 2010年4月26日 18:57

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