６日に開かれた民主党女性議員の会合で、批判の矛先は、同じ民主党の幹部・山岡国対委員長に向きました。一体、どんな発言があったのでしょうか。

　普天間基地の移設問題をめぐり、総理の言葉の重みが問題となる中、新たな失言が飛び出しました。

　全国の民主党女性議員が集まった会合で挨拶に立った山岡国対委員長・・・。

　「私たちは何のためにあるか、国民の生活を守る。それが立法府だ。そういう点においては普天間の話、あるいは政治とカネの話は、直接国民の生活には影響していかない」（民主党　山岡賢次 国対委員長）

　この発言に沖縄県糸満市の女性議員が手をあげました。

　「普天間の問題は私たちにとっては、生活を破壊される大きな問題。民主党は“国民の生活が第一”なんでしょ。どうして私たち（沖縄）県民の生活を守るために頑張らないんですか。撤回してください」（沖縄・糸満市　伊敷郁子 市議）

　「謝罪をして、撤回をさせて頂きます」（民主党　山岡賢次 国対委員長）

　山岡氏はあっさり発言を撤回。こう釈明を続けました。

　「ご存じのとおり、私は民主党の中でも１、２の沖縄通でございますから、沖縄の負担を無くしていくと減らしていくと、そうしなければいけない。しかし、私の立場（国対委員長）で今どうしろと言われても、手が出ない話というか、私の範ちゅうに無い話」（民主党　山岡賢次 国対委員長）
（06日17:50）