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ユニクロ、4月も12%減 天候不順で2カ月連続2ケタの落ち込み

5月6日15時34分配信 産経新聞

ユニクロ、4月も12%減 天候不順で2カ月連続2ケタの落ち込み
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自らブラトップを着用してポーズをとる3代目イメージキャラクターの山田優=6日午後、東京・東銀座(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞)
 ファーストリテイリングが6日発表したカジュアルウエア「ユニクロ」の4月の既存店売上高は前年同月に比べて12・4%減となり、2カ月連続で2けたの大幅なマイナスとなった。異常な低温で春物販売の伸び悩みが響いたとしている。

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 客数は7・8%減と2カ月連続のマイナスで、客単価は5カ月連続で前年実績を下回った。新設店を含む直営店(792店舗)の売上高も3・7%減と2カ月連続のマイナス。客数は1・6%増と2カ月ぶりにプラスに転じたが、客単価は5・3%減だった。

 ファーステリテイリングでは「5月に入って気温が上がり始めているので、客足、売り上げともに復調が期待できる」と話している。

 ユニクロは、3月の売上高が16・4%減と、フリースブームで急成長した反動で長期低迷に陥っていた03年3月(19.3%減)以来という実に7年ぶりの大幅な落ち込みに見舞われた。4月も2けたの落ち込みとなったことで、天候不順だけでなく、「節約疲れで消費者の低価格志向が一巡してきた」(アナリスト)として、勝ち組ユニクロの“変調”を指摘する声がさらに強まりそうだ。

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最終更新:5月6日17時22分

産経新聞

 

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