田川市観光協会と田川商工会議所は、市の観光情報を発信しようと2種類の観光マップを初めて作成した。商議所会頭の佐渡文夫・協会長は「一人でも多くの人に田川の魅力を知ってほしい」と効果に期待を寄せた。
一つは「たがわ探訪記」。A4判の4ページで旧三井田川鉱業所伊田坑第一、第二煙突(二本煙突)や竪坑櫓(たてこうやぐら)、炭坑節の由来などを解説。4万部を作った。今回は「学び」が中心だが、テーマを変えてシリーズ化する予定だ。
もう一つは「ぽけナビ」。持ち歩きしやすいCDケースサイズの24ページで、川渡り神幸祭などイベント紹介のほか、飲食店や特産品などグルメ情報も盛り込んだ。作成は2万部。いずれも公共施設や交通機関に置く。
また、「田川市観光ナビ」と名付けたホームページも新設。佐渡協会長は「あらゆる手段で交流人口の拡大につなげたい」と意気込んでいる。同観光協会=0947(45)4719。