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貴乃花親方(元横綱、37)を支持する貴乃花グループが5日、大相撲夏場所(9日初日・両国国技館)に向け、初の連合げいこを東京・墨田区の間垣部屋で行った。幕内・若荒雄(26)=阿武松=ら関取3人を含め、30人を超える力士が汗を流した。この日は、時津風一門の錣山部屋も連合げいこに参加。貴乃花親方は、グループ外でも連合げいこの参加を歓迎する考えを示した。
総勢30人超え 貴乃花親方は上がり座敷の最前列に座り、「前に出ろ!」など厳しい口調で力士にげきを飛ばした。自らの弟子の幕下・貴ノ岩だけでなく、阿武松部屋の十両・大道や幕下・益荒海ら、ほかの部屋の力士も身ぶり手ぶりで熱心に指導。けいこを終えた同親方は「人数も多かったし、活気があった」と充実の表情を浮かべた。
この日はグループ外の錣山部屋も連合げいこに参加し、けいこを活気づかせた。時津風一門の錣山親方(元関脇・寺尾)は「(連合げいこを)やるという話を聞いたので、ウチの若い衆のいい経験になればと純粋に思ったから来た。深い意味はない」と説明。さらに「いいけいこをしているところであれば、どこへでも行く」と語った。理事選とは関係なく、貴乃花親方の土俵に対する誠実な姿勢に共鳴した形だ。
貴乃花親方は一門の垣根を越えての参加を歓迎する意向を示し「我々は相撲界に育てていただいたので、弟子を育てないといけない」と力強く話した。若い力士に多くの親方から相撲道を学ばせたり、多くの力士の仲で切磋琢磨(せっさたくま)させることで、育成に力を注いでいく姿勢だ。
グループ内での結束を高め合うこともできた。貴乃花親方は「全員の意思統一を確認し合うことができた」と手応えをつかんだ様子。「これからも続けたい」と今後の連合げいこの定例化を改めて明言した。角界全体で力のある弟子を育て、土俵の充実に尽力していく。
◆連合げいこ 場所前などに一門内の各部屋の親方や力士が集まり、けいこを行う。一門外からの参加も珍しいことではなく、過去には高砂一門の朝青龍が出羽海一門の連合げいこに参加したり、立浪一門の白鵬が二所ノ関一門の連合げいこに参加した例などがある。アポなしで出げいこに行くこともあるが、今回のように部屋の力士が複数人参加するときには、事前に連絡を入れることが多い。
(2010年5月6日06時03分 スポーツ報知)
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