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マヨネーズ好きもビックリ!滋賀の「サラダパン」今や全国区に
コッペパンの中身は、マヨネーズであえた刻んだたくあん。その名は「サラダパン」。聞いただけで首をかしげる奇抜なパンだが、今や滋賀県のご当地パンとして全国区に。休日には県内外から客が押し寄せている。
販売元は同県木之本町のパン屋「つるやパン」。創業者の妻西村智恵子さん(81)は、食卓にあるものを混ぜて食べる“奇食家”で、ほかにもアイデアはさまざま。自慢の一品は「牛乳とトマトをかけてレンジで温めたご飯」と、摩訶不思議。「大好きなものを混ぜたら、一番好きなものになる」らしい。
そんな智恵子さんは約50年前、腹持ちするパンを食べたいという客の要望がきっかけで開発を始めた。最初はキャベツをあえたが、水分が多く日持ちしない。代わりに使ったのが当時、自宅で漬けていたたくあん。マヨネーズとの絶妙な組み合わせが生まれた。
「たくあんは野菜」という理由で「サラダパン」と命名されてデビュー。さっぱり売れず、ほそぼそ売り続けていたところ、一昨年にテレビなどで取り上げられたのを機に注目を浴び、大ヒットした。
その人気ぶりに、智恵子さんは「毎日買ってくれる人のおかげです」と、謙虚に受け止めつつも「ようやく時代が追いついたってことですね」と、はにかんだ。
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