夫人へ勝利を　名城、好調アピール

ＷＢＡスーパーフライ級王者の名城信男（左）と挑戦者のウーゴ・カサレス Photo By スポニチ

　ＷＢＡ世界スーパーフライ級タイトルマッチ（８日　大阪府立体育館）で、３度目の防衛戦に挑む王者・名城が大阪市内で練習を行い、好調をアピールした。

　先週は腰に痛みを感じたが、ジム近くの整骨院で注射を打ち「痛かったけど効きました」とひと安心。前日４日は珍しく練習を休んだものの「減量の心配がなかったんで。今は疲労を抜く時間ですからね」と問題なしを強調した。スーパーフライ級のリミット５２・１キロまではあと１・３キロ。「きのうは玄米ご飯に鶏肉のつみれ、刺し身を食べました。嫁の手料理です」。昨年４月２９日に挙式した智子夫人へ、勝利が何よりの恩返しになる。

[ 2010年05月06日 ]