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【芸能・社会】橋爪小松石倉B作 みんなおばあちゃん フジ系6・20「やっとかめ探偵団」2010年4月29日 紙面から
名古屋弁のおばあちゃん探偵が活躍するフジテレビ系単発ドラマ「やっとかめ探偵団」(東海テレビ制作、6月20日午後4時5分)の名古屋ロケが28日、名古屋城などで行われた。男優がおばあちゃんを演じるのが見もので、同テレビはシリーズ化を狙っている。 名古屋出身の清水義範さんの小説「やっとかめ探偵団」は名古屋の劇座が計7回上演。同じ顔ぶれでCBCがドラマ化、ローカルで4本放送した。これまでは年相応の女優がおばあちゃんを演じたが、東海テレビ版は「これまでとは違うやり方で」(風岡大プロデューサー)と橋爪功(68)、小松政夫(68)、石倉三郎(63)、佐藤B作(61)の4人をおばあちゃん役に起用した。 名古屋の下町で殺人事件が発生。被害者は同じ町内の顔見知りとあって、警察の捜査が進まないのを見かねたおばあちゃんたちで探偵団を結成、ずうずうしく解決に乗り出す…。名古屋弁丸出しの“捜査会議”や、嫁入り時の菓子まき、あんトーストなど名物が登場する名古屋色の濃い内容だ。 ロケは26日から名古屋駅、大須など市内中心に行われ、28日は名古屋城で探偵団が事件解決を目指し気合を入れるシーンを撮影した。 橋爪ら4人とも「こんな面白い企画はない」と即OK。「男優が集団でおばあちゃんなんて聞いたことがない」(小松)、「これほど気分が高揚したのはひさしぶり」(石倉)と大乗り気。お互いの扮装(ふんそう)を見て大笑いしたが、早くも次回作に意欲をのぞかせた。 東海テレビは1989年から98年にかけて「名古屋嫁入り物語」シリーズ10作が平均30%(ビデオリサーチ名古屋地区調べ)の視聴率を記録する大ヒット。それに続く新シリーズを模索してきた。やっとかめ(久しぶり)に実現した企画とあって「好評ならシリーズ化したい」(浅野碩也社長)と社を挙げて制作に力を入れている。
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