鳩山首相、海兵隊の役割について「考えが浅かったと言われればその通りかもしれない」
沖縄・名護市の稲嶺市長と会談した鳩山首相が会見を開いた。
鳩山首相は、4日午後6時すぎ、「その当時、海兵隊の存在というもの、そのものを取り上げれば、必ずしも抑止力として、沖縄に存在しなければならない理由にはならないと思っていました。ただ、このことを学べば学ぶにつけて、全体の中での海兵隊の役割というものを考えたときに、それがすべて連携をしていると、その中での抑止力というものが維持できるんだという思いに至ったところでございます。それを浅かったと言われれば、あるいは、その通りかもしれませんが」と述べた。
一方、会談を終えた稲嶺市長は、「はっきり県外と言ってほしかった。それがなかったことが残念で、とても心外です」と述べた。
(05/04 19:57 沖縄テレビ)