千葉県富津市では、小さな生き物の戦いに、熱い視線が注がれています。 両足をあげてにらみ合うのは2匹のクモ。地元ではフンチと呼ばれる体長2センチほどのネコハエトリグモです。 江戸時代に始まったとされるこのクモ合戦。繁殖期のオスが縄張りを守ろうとする習性を利用したもので、組み合った状態から逃げ出した方が負けというルール。 愛好家らは、採取した自慢のクモを特訓して参加しており、横綱を目指した熱い戦いが繰り広げられています。(04日11:04)