皆さん、こんにちは。
メールマガジン< ダイアロス タイムズ >の記者スズです。
本日もよろしくお願いいたします。


5月4日の最終決戦にて、「 Under the Blossom 」は終了となりました。
5月6日のメンテナンスまでイプス峡谷にNPCがいたり、5月11日のデータ更新からクエストが完了できたり、
特設ページの更新などが残っていますが…まぁ一応は終了です。
4月20日から約2週間に渡って行われたイベントでしたが、楽しんで…いただけたらよかったのですけれど、
どうにも今回も駄目だった模様です。申し訳ありませんでした。


ということで、今回の記事はイベントの振り返りをしてみようと思います。
非常に長いかつ有益な情報は一つもありませんので、ご注意ください。

まずは各種クエストから。


1:ビフロン、メアリーのクエスト
2人のクエストは、集めるアイテムや順番が異なっていますが、ほとんど同じ内容になっています。
かつて同じ研究をしていたことからというのと、時間がなくて別々の内容を考えられなかったというのもあります。
皆さんにどっちを助けるのかを選んでもらおうという意図でしたので、難易度も差がつき過ぎないようにと考えて設定しました(つもりです)。
収集するアイテムは、難しくなりすぎないように+設定的におかしくなさそうなものをということで選択しましたが、
ビフロンとメアリーでは少しバランスがよくなかったかもしれません。
マブソースの収集は、クエスト内での説明もありましたが、地下墓地の階層が深ければ深いほど収集成功確率があがるようになっていました。
具体的には全部で5段階になっています。
・B1F(一番上層)が10%/5%
・B2F(鉱石などがあるフロア)が20%/10%
・B3F(ロッソファイターなどがいるフロア)が30%/15%
・B4F(デスナイトたちがいるフロア)が50%/25%
・アスモダイデュークがいる祭壇(?)が100%/50%
(※ビフロンクエストだと前者の確率、メアリークエストだと後者の確率です)。
これはちょっと数が少なかったでしょうか。一度調べると消えてしまうこともあり、クエスト受けている人達でパーティを組んで最下層を目指すというの構図になりづらかったようです。
研究資料を探す部分は、メアリークエストでは非常に簡単でしたね。もう少し探させてもよかったかもとは思いました。
ビフロンクエストでは…難易度高すぎでしたでしょうか。本棚の外+ターゲットが見えない+ノーヒントというのはちょっと大変すぎたかもしれません。
マブソースも研究資料もターゲットが見えないだけでなく、何かエフェクトをかけておけば、やりやすくなったのでしょうか。
申し訳ありません。


問題は、各クエストが進められる時間が短かったことでしょうか。
内容としては多くはないとおもっていたのですが、マブソースが確率だったりで
なかなか進めるのに時間がかかってしまったようです。
長すぎるとだれるのではないかということで、
4月20日~4月24日、4月24日~4月29日というようにわけてみたのですが、
それがよくなかったようです。
また、最大の問題は、メッセージが各種足りなかったところです。
餅と酒のレシピを教えてくれるところが、クエスト進行時しかなかったり、
説明がところどころ足りない部分がありました。
メッセージの作成が間に合わなかったのは本当に申し訳ないと思っています。


2:少女の霊のクエスト
そもそも場所がわかりづらいところにいた少女の霊ですが、
こちらはイベント期間中ほとんど受けられ、かつ、進められるようになっていました。
ビフロンとメアリーがリアルタイムに進んでいくのに対して、こちらはのんびりと進むよう設定しました。
イプス峡谷各地を巡って記憶を集めるというものですが、制作時間が足りなかったのが悔やまれます。
もっと記憶の数を増やして色々な状況を入れてみたり、兄弟について書いてみたり、調べてはいけない記憶なども入れてみたかったのですが…。
また、こちらもエフェクトも何もない+時間でPOPする記憶が変化するという仕様だったので
進めづらかったようです。ウィスプか何かのグラフィックを入れておけばよかったですね。
名前あてはSTEP1でどれだけ記憶を集めたかによって、選択肢の数が増減するものでした。
加えて特定の記憶を見ているときのみ出る選択肢(正解)もありました。
STEP2はすぐにも正解が導き出せるようになっていたのですが、各地を巡ってからとかのほうが
よかったのでしょうか。ラスレオ大聖堂で名前のヒントを見ないといけない、とか…。
難易度はどうだったのでしょうか。難しいような、でも比較したら簡単なような…。
ちなみにSTEP3で終わった場合は不正解、STEP4で終わった場合は正解となっています。
台詞でもわかるとは思いましたが、一応。

 

とりあえずクエストについては以上ですね。
全体的にメッセージが足りなかったことが次回は改善したいところでしょう。

 

3:4月20日から4月24日まで
ここはクエストのみでしたので、上記のクエスト部分にまとめてしまいましょう。


4:4月24日メアリーの儀式
各地にエルガディン人の記憶を蘇らせるためのメアリーの儀式でした。
ネオク高原に出現した召喚装置が壊されるのが先か、メアリーが倒れるのが先かというイベントでしたが、
ここの問題点は、ビフロン側にできることがなかったことにつきるでしょう。
考える時間が足りませんでした。申し訳ありません。
間に合っていたならば、召喚装置に回復が可能であったりすればよかったかなと思います。
それだとメアリー側が圧倒的に不利かなと思わなくもないのですが、
どのワールドも圧勝(かつ速攻)だったことを考えると、それくらいでもよかったかもしれないですね。
ちなみにメアリーのHPは1000なので、マブの大使にはりつかれるとすぐ倒れてしまうようになっていました。


5:4月24日から4月29日まで
各地のエルガディン人の記憶を巡って旅人同士が対立する、という構図にしたかったのですが大失敗でした。
エルガディン人の記憶は憎悪側に固定したいというメアリーの意図があったため、
・憎悪状態はHP減少が3割程度でストップ
・幸せ状態はHP減少で倒れる
という仕様のため、また、あまり争おうという状態にならなかったため、
ほぼ憎悪状態で固定されてしまっていました。
また、彷徨う亡霊が周囲の戦闘にもリンクしてしまうという現象もあり、
亡霊を止めた結果、ただイベント期間が過ぎていくだけとなり、冗長な流れになっていました。
亡霊はさておき、やはりPresentAgeだと対立はなるべくしたくない方向なのでしょうか。


6:4月29日メアリーの裏切り
はい、大失敗でした。失敗の原因は、
・予想よりも地下墓地に人が集合した(およそ500人ほど)
・それによる大量LinkDead
につきるかと思います。進行役もLinkDeadしてしまい、かなり焦っていました。
2箇所以上にわけてもよかったのですが、そもそも敵を倒せないイベントなため、
複数個所でやるのは微妙かと思い、地下墓地1箇所にしたのがまずかったです。
地下墓地自体NPCが多いのもよくなかったですね。場所の選定もよくなかったです。
そもそも倒せないイベントというのは必要ないのでしょうか…。


7:4月29日から5月3日まで
襲撃イベント+生産・収集期間でした。
ある種いつものといえば、いつものです。
始めに記憶襲撃から。
合計24箇所のエルガディン人の記憶を回復しながら防衛するというものです。
襲撃・護衛対象をはっきりさせ、かつ、複数個所同時襲撃などで緊迫感を、という意図のもと行われました。
が、最終的に幸せ状態であればよかったため、防衛せずとも良いという欠点がありました。
幸せだった時間の総計や、毎日集計するようにしていれば、もう少し違う結果になったのでしょうか…。
全ワールド幸せ状態でクリアになりましたね。集計のため0時まで見張っていたのですが、すごい緊張感でした。
…Emeraldだけ、本気で襲撃をかけても、ほとんど憎悪にできなかったのは、悔しかったです。


次に街襲撃です。
これは5月2日から、記憶襲撃に加えて行われました。
ビスクを襲撃することで盛り上げるという意図と、怪物の灰を入手してもらうことを意図していました。
襲撃を始めるがちょっと遅かったかなと思いもしました。
土日のChaosAge時間を避けての襲撃となったため、街襲撃が始まるのが遅くなってしまったのですが、
なんとも丁度よかったのか、それとも遅かったのか。
ところで、街襲撃はどうなのでしょうね。ありなのでしょうか、なしなのでしょうか。


8:5月4日最終決戦
記憶にも新しい最終決戦。
銀の水を生産しつつ、3箇所に現れたメアリーの怪物を倒すというものでした。
…きちんと3箇所に分散したんですけどね、LinkDeadで敵が倒せなくなるのは予想外でした。
また、1箇所が終わったら次に向かうということも予想はできていたのですが、うーん…。
全箇所ほぼ同時に倒さなければいけないなどの条件をつければLinkDeadも緩和できたのでしょうか。
もしくは、怪物自身にトレードさせるのではなく、別NPCを用意しておけばボスへの集中もふせげ…ていたのか…なあ?
まだまだ改善点は多くありました。


次。
バランスはきつかったですね。
集計時点で各記憶の状態によって怪物の能力決まるようになっていました。
・幸せ状態の数>憎しみ状態の数∧少女の記憶が幸せ:怪物が1番弱い(今回は全ワールドこれでした)
・幸せ状態の数<憎しみ状態の数∧少女の記憶が幸せ:怪物が2番目に弱い
・幸せ状態の数<憎しみ状態の数∧少女の記憶が憎しみ:怪物が2番目に強い
・幸せ状態の数>憎しみ状態の数∧少女の記憶が憎しみ:怪物が1番強い
1番弱い状態だったのですが、うーん…HPが高すぎました。
直前のデータを見たところ、3匹とも倒せるだけの銀の水の数は集まっていたのですが…。
ストーリーについてもラストが悪かったという意見が多かったです。
メアリーとビフロンは最初から彼らで決着をつけさせようと思っていたのです。
メアリーをボスとして出現させた場合、一箇所に集まってしまってLinkDeadが発生するというのと、
戦闘の次に更に戦闘がというとくどすぎるかなと思ったからです。
…結果としては悪い印象を与えてしまったのですがね。
台詞以外での決着というと、エルアン宮殿実装のイベントのときのようなものも考えられるのですが、
そのために1ゾーンを作らなければいけないのと、時間がたりなかったのとで、それをすることができませんでした。
やっぱりシナリオ作りに向いてませんな、私。


9:アイテム関連
怪物の灰、銀の水がログアウトで消えるようになっていたのは、
このアイテム「枠」を今後も繰り返し使えるようにという意図でした。
アイテム名を変えて、また別のイベントでと思ったのですが、
イベント終了後につけたほうがよかったですね。
ストレスばかり与えてしまったようで、申し訳ありませんでした。
材料はイメージ優先で決めるという愚行でした。こちらも申し訳ありません。
竜神の餅と竜神の酒ですが、これは何か別のものに使えるようにしたいところです。
…なんでしょう。何がいいでしょうか。


10:まとめ
全体的に見て、今回もまたうまくいったとはいえないイベントになってしまいました。
もっとこうしておけばとか、後から後から思いついたり、
私の力量が足りず、本当に申し訳ありませんでした。

20年かければ誰でも傑作小説が書けるという台詞を聞いたこともありますが
…そうでもないんじゃないかなと思う次第です。


私の体力がまだあったら、意見を聞きに行きたいところです。
…できたらいいなあ…。


私:「いま少し時間と人数をいただければ…」
という台詞を書いて本日は以上となります。