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子供の日にも山で遊んだり
5日連続の晴天続きと言う今までに無いGWとなった。残雪多く、雪面も緩んでいる。時間帯や斜面の向きさえ良く考えれば、雪崩の危険も比較的少ないだろう。急斜面系も耐久系も何でもござれの、山スキーヤーには堪らないGWとなった。
僕も3日、4日は各種用事で出動できなかったが、子供の日のサービス業務?は昨日まとめて済まして、今日5日は山スキー出動を決めた。
とはいえ今日の夕方前には代務の先生も帰ってしまう。遠出はちと厳しい。様々な事を考慮して今日は西穂高の周回山スキーに挑戦を決める。耐久系と急斜面系が両方加わり、この時期ならではの山スキー上級コースになるのは間違いない。記録もほとんど見ないコース取りだ。
と言う訳で深夜スタートで今日も大変な冒険の一日となった。報告はまた後日にしよう。
本当は色々やる事があって、こんな遊んでばかりはいられないのだが、身体は大人でも心が子供の様な人間という事で、何とか大目に見てください。
急斜面ありの耐久コース。色々な意味でエキスパート?向けかも

登りも下りも、雪面の見極めが大事
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山スキーばかりに行ってはいられません
今年のGWはどうやら山スキー当たり年になった雰囲気だ。
残雪量は十分だし、標高の低い谷筋でも雪割れが進んで無い。しかも何といっても連日好天がお約束状態である。
こんな事なら各種用事を全てほったらかして、泊りがけ豪快山スキー縦走に挑戦できる稀有なGWだったかもと思う。これほど条件の良いGWは僕の記憶の中でも始めての事だ。悪天がぶつからない5日連続好天なんでそうあるものではない。
しかしそんな貴重なGWに山ばかり言ってられる程、公私共に僕は恵まれていない。連続豪快山スキーに耐えられるほど身体も強くないし、何だかんだと用事はある。もちろん仕事や山スキー道具のマンクリもある。
と言う訳で折角の大好天のGWだが、昨日今日は出動なしとした。
それでも昨日は次男のサッカー大会水仙杯の応援で、福井にまで出かけた。試合内容はともかくそれなりに雰囲気は楽しめる。今日は朝から仕事や子供の自転車修理、その他もろもろ家族サービスで過ごしている。多分こういう時間の過ごし方の方が正しいGWの過ごし方なのだろう。
しかし爽やかな朝と照りつける太陽、どんどん過ぎていく時間を考えると、軽い勿体無い感も多少感じたりはしている。
これからの成長を期待しますよ
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今日も冒険しています
今年のGWは好天が連続する予報だ。許される事なら縦走系の泊りがけ山スキーにも挑戦したい。しかし公私共に様々な都合の折り合いはつかない。山の雪もまだ完全な残雪期状態では無さそうだ。ザラメ滑降は難しく、カリカリとかザクザクとか所謂悪雪滑降が予想される。
と言う訳で今年のGWは泊りがけスキーは避けて、許される限りの単発系連続日帰り山スキーで行くつもりだ。
今日は運良く古川のスーパー山スキーヤー☆さんと都合が合い、2人で西穂沢に出かけた。できる事なら岳沢側に降りて西穂高の周回山スキーを画策する。
しかし山は予想通り悪雪のオンパレードだった。デブリとカリカリとザクザクが交互に現れる。これは西穂沢と言う山スキーにはやや不向き?マイナールートを選択したのも良くなかったかもしれない。
それでも何とか西穂高と間ノ岳の間のコルに乗り上げる事は出来た。しかし時刻が遅すぎて岳沢側の斜面には雪崩怖くて飛び込めない。
それではと稜線上を西穂高に向かったが、今度は恐怖のナイフエッジでとても稜線通過する勇気が出てこない。疲れた筋肉でふら付いて、下手に滑落したら大変だ。
と言う訳でまたもと来た稜線を戻り、西穂沢を滑降して、先ほど高山に戻ってきた。予定の行動の半分しか消化できない一日だったが、それでも十分豪快で冒険的な一日を楽しむ事が出来た。
山スキーは人生とは違う。とにかく無事に戻ってくること。それが一番大事なのだ。
今日の行程。西穂高への稜線が一番怖かった

滑落したらただでは済まない
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つい過ぎるのは悪い癖か
昨夜残った分娩は結局夜の早い時刻の内に緊急手術となった。一番安全かつ安易?な選択と言う話もあるが、客観的に考えて妥当な判断だったと思う。昨日夜まで高山に残っていた学生さんにも、多少は勉強になった事だろう。
大きな心配事が一つ減ったお陰で、昨日はしっかり眠れた。
今日の午前中からは、名古屋から有難い代務の先生が来てくれる事になっている。深夜に確認すると新たな分娩入院も無く、病棟は落ち着いていた。
ここはもうGW初日から出動決定だ。というわけで今朝も早起きして山スキーに出かけた。
行き先は今年の課題の一つだった、継子岳シュートにする。登り出しは営業中のスキー場を使わず、濁河温泉林道のあさぎり橋からとする。藪あり急斜面ありの充実ルートだ。
しかし頂上付近の斜面は急でしかも硬い。ここは少しでも雪が緩む事を期待して、午後まで行動御岳剣ヶ峰も往復してきた。しかも止せば良いのに、湯川源頭部斜面の大滑降まで加えてしまう。
御岳最高峰往復に、未知?のラインを加えて、更に継子岳のシュートの滑降も何とか上手くこなした。お陰で今日もクタクタだ。後先考えずその場しのぎの全力投球してしまうのは、仕事でも山でも僕の悪い?癖なのだろうと思う。
なかなかステキなラインを引けた

湯川の源頭部も楽しんだ

正面の谷を緊張の大滑降
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決断力が足りませんか
昨日の休日は夜中に呼び出される事も無く、平和な安息日となった。今日一日無事に頑張れば、明日の昼前から5日夕方まで代務の先生が仕事に来てくれる。
世間平均よりやや短めのGWだが、例年の僕のGWと比べるとかなり上等な方だ。天気予報は快晴を告げているし、これ以上の贅沢な望みはしない。
と言いたいところだが、物事それほど甘く進まない。
今日の外来は5連休前で当然とても混んだ。担癌患者さん等の連休中の治療段取りも、失敗しない様に気をつけないといけない。駆け込み関係の急患さんも少なくない。要注意の破水疑いとか、胎児切迫の方も入ってきた。
なかなか判断に迷う事もあり、周囲をいらだたしたり?している。
患者さんや家族や周囲スタッフはどうせなら早く白黒付けて貰いたいと思うのだが、専門医にも分からないファジーな事は産科の分野で山ほどある。常に素早く最善の判断を下せる訳は無い。
特に今日は5連休前だ。病院スタッフの状況等も加味して重要な判断を迫られる。思わず小沢幹事長の処遇や普天間の基地移設をなかなか決めれない何処かの総理大臣みたいだなんて思ったりする。
とにもかくにもあまり迷ってばかりで、決断先伸ばしばかりでは、かえって自分の首を絞める。
挙句の果てはGWに何処にも行けないなんてなったら大変だ。そんな無様?な姿をポリクリ中の学生さんに見せたら格好も悪い。
そんな色々な事を考えながら、今年のGW前も最後まで忙しく仕事したり悩んだりするのだろう。 |
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GWは後半に賭けます
昨日は緊急手術睨みだった分娩も思ったよりスムーズに進み、比較的早く帰宅できた。その後も色々落ち着かない事はあったが、出動を要するまでには至らず、全て電話連絡で解決できる。
今日木曜日は昭和の日という旗日だ。一般的にも今日からGWが始まるという方が多いだろう。とはいえ代わりのいない僕にはまだGWは来ない。今日は一日近場で産科待機だ。
特に病棟は落ち着いているから久しぶりの平和な休日になりそうだ。笈ヶ岳で痛めた背中と胸の痛みも中々引かないし、一日静養に当てるには良い日になると思う。
特にこここのところ低温傾向が続いている。3000mクラスの山々の雪はまだきっと硬い。今日の天気は雨模様だし、GWは代務の先生が見えて下さる後半戦に賭けようと思う。
と言う訳で昨夜から今日にかけて家庭サービス諸々で過ごしている。高山の昭和レトロ溢れる町並みを散策し、それまたそれで有意義で贅沢な時間の過ごし方だと思う。
甘いもの食べて贅沢気分に浸ります
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良く働き、良く学び、良く飲みましょう
昨日から名大医学部6年生が、産婦人科臨床実習(ポリクリ)のため久美愛産婦人科まで実地勉強に来ている。
名大の周りには山ほど症例豊富な大型?産婦人科があるのに、わざわざ一人部長の小さな病院を選び、高山まで車飛ばしてやってくるとはなかなか奇特な学生だと思う。
しかも話によるとその学生は産婦人科志望らしい。
名大医学部生のなかで産婦人科志望という学生は年間数人しかいないはずだ。その数人しかいない貴重な学生の内の一人が、わざわざ高山の病院をポリクリ学外研修先に選んだらしい。
何でわざわざこんな所?で勉強するのなんて少し思うと共に、これはしっかり歓迎?してやらねばいかんと思ったりする。歓迎といっても勉強に来るのだから、飲み食いを教えても仕方が無い。しっかり研修してもらうのが筋だ。
とか何とか書きながら、昨日は仕事終わると自分はひとまず病院フットサルの練習に出て、その後学生さんを誘い朝日町まで飲みに出かけた。ここは高山の美食でピンクな接待をしたなんて書いたら全く嘘で、普通の居酒屋で普通に飲んで、昔話に花咲かせたりする。
ラグビー部で学友会時報係りと言う事だから、なかなか先行き有望の学生であった。
さてさて夜遅くまで飲んで、そのまま朝まで寝れたらもちろん幸せなのだが、もちろんそうは行かない。
明け方に胎児心拍が下がるためスクランブル出動要請の電話が入った。すぐさま出動してすばやく仕事はこなす。学生さんもちょっとは勉強になっただろう。
更に今日は要注意の勝負誘発も入っていた。こちらもある意味緊急帝切になった方が学生さんには勉強なるかなんて思う。しかしそちらはそうとならず、多少の紆余曲折を経て先ほど無事に産まれてくれた。
そんなこんなで何時ものやや慌しい仕事が公私共?に続いている。これでどれほど学生さんの身になるかは分からないが、何をしても何を見てもそれが勉強になる時代だろうから、それはそれでまた良いだろうと思っていたりする。 |
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子供手当てにピキッ
昨日は運良く仕事を早く終わらせる事が出来た。山スキー帰宅後の深夜分娩2件で、ちょっとでも寝ておきたい。早めに引けて自宅の部屋で一眠りした。
とは言うものの夜からは病棟の新人歓迎会があり、むくむくと暗くなってから起きだしてそちらにはきちんと出動する。その上よせば良いのに2次会のカラオケの最後までつきあうから、僕は後先考えない人間だと思う。
お陰さまで昨日は山と仕事で寝不足だったが、今日はカラオケと飲みすぎで寝不足となった。悪いことに今日は二日酔いも加わるから更に始末が悪い。幸い手術は無いから仕事を急ぐ必要は無い。マイペースで休みをいれながら、ボチボチと火曜日一日外来をこなしている。
さてここでいきなり話は変わり、先日僕のところにも子供手当ての申請書類というのが届いた。うちの次男と三男は今中学生なので、子供手当ての該当者だ。これで毎月?万円の臨時収入が入るのかと思うと、どう使うかはともかく悪い気はしない。
しかしその申請手続きはやや面倒で、年金手帳番号や健康保険証のコピー、更には子供手当て振込先通帳のコピーまで書類に添付しなければならない事になっている。
書類の説明書きも決して分かりやすくはできていない。これは高山市だけのことかもしれないが、随分と面倒な申請書類だと思う。
これが全国つづうらうらの家庭で行われているとしたら、おそらく今日本中のコピー機に毎日何千件と言う保険証や銀行通帳の忘れ物が出ている事だろう。
他人事ながらちょっと気になったりする。この手の制度はもっと簡単に、例えば小中学校の給食費納入袋を使って配れば良いのになんて、イージーに考えるのは僕だけだろうか?
さてさてそのばら撒き政策の一方で国の借金800兆円とか、史上最大の国債発行高とか、そういう話はニュースで散々聞いている。
財政建て直しが急務と言うのに、各家庭に現金をばら撒くという政策は、それが少子化対策だとはいえ、どうしても大衆迎合ポピュリズム政策だと思えてくる。
また民主党の子供手当ては国債を印刷すれば済むらしく、きちんと実施されそうな見込みだが、米軍基地問題とか高速道路無料化問題とかは、揉める一方でなかなか形が見えてこない。
この分では衆議院や参議院の議員定数削減なんてとても実現されそうも無いし、予想はある程度していたとはいえ、日本の未来はこりゃ暗いぞという気分にもなったりする。 |
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何もここまでと言う思いもあります
昨夜は日付変更線を越える直前に分娩が一件、続いて丑三つ時に更にもう一件あり、それぞれ出動を要した。
どちらも難産(更には緊急手術)となる可能性も視野に入れた要注意分娩だったが、助産師さんと妊婦さんの努力で、比較的スムーズに分娩に至ってくれる。
僕にとっては落ち着かない夜となったが、山と仕事と更に医師会総会での疲れも加わり、僅かな細切れ時間をついて思ったよりは深く眠る事が出来た。
短い割に上手く熟睡感が得れたから、それほど身心へのダメージは残って無い。やはり人間仕事だけでなく、身体を思いっきり動かしての疲れが加わる事が、リフレッシュのために重要なのだと思う。
さて日曜日は丑三つ時に既に起床し、山に向けて車を走らせていた。だからまるで昨日は米国の人気ドラマのジャックバウアーみたいな24時間行動?の一日だ(24を見た事は無いけどね・・)。
特に午前中の西穂高山スキーの最中には、凍った斜面、病棟での分娩経過、医師会総会の時間、その他諸々を考慮に入れなければならず、登ってる最中にもやや堪らん感じがした。
雪が緩む午後まで待てば豪快滑降を楽しめるだろうが、それでは仕事に間に合わないかもしれない。これは目の前に美斜面を目にすると、かなり悩ましい自己矛盾だった。とはいえ気になる事があればスキーだって心から楽しめるものではない。
分娩経過中の方に何かあった場合、山に行っていましたでは言い訳立たないのは当然だ。過去にそれで辛い思いをした事もある。
ここは懲りない先生にお願いして頂上を割愛、途中下山を選択する事になった。ピークスキーを目指す懲りない男のM先生は、既に頂上と指呼の間まで登り上げていただけに、全く申し訳なく思う。
そんな事なら最初から山に行かなければ良いという話もある。
しかし山に行けたから、昨日は短い時間で熟睡感を得れたとも思う。何となくきちんとした満足感はあり、だからかどうか今日の仕事はスムーズだ。何もここまでという気持ちはあるが、一生懸命頑張るという事も大事だ。
その辺何時か本当に死ぬほど痛い目に遭うまで(遭った事あるだろうと天の声が聞こえたり・・)、結局自分ではどうすれば良いか分からないのものなのだろうか。
昨日のGPS行程地図。懲りない先生はほぼ稜線まで到達した

まだ暗いうちから歩き出します。バックは笠ヶ岳

硬い斜面にモチベーションが下がりました
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全ての方に申し訳ないと思ってます
土曜午後は花見散歩の最中に分娩室から呼び出されて、分娩が一件。やや遷延となったが、無事産まれてくれてちょっと病棟は落ち着いた雰囲気になってくれた。天気予報を見ると日曜日にまた好天がぶつかってくれる。
代務先生は見えないし、日曜午後には高山市医師会総会への出席予定なのだが、定例電話をすると懲りない先生も出動してきてくれると言う。
ここは高山に午前中に戻れて、携帯が通じ何時呼び出されても直ぐに戻れるコース限定として、山スキー出動をまた決めてしまった。笈ヶ岳で痛めた背中がまだ痛いというのに。本当に僕は自分でもなに考えているんだろうと思う。と言う訳で今朝も午前2時前には起きて愛車を新穂高温泉に走らせた。
相談の上決めたコースは西穂高岳小鍋谷だ。西側斜面で雪質が読みづらい谷だが、コンディションよければすばやく豪快滑降を楽しめる。しかし今日は雪質が当たらなかった。ガチガチ斜面に苦戦して稜線下で下降を決める。
午後になれば雪が緩むのは予想できたが、昼には高山に戻りたいのでそうも行かない。
もうちょっと時間があれば別のラインへの転進も考えたが、病棟に電話すると要注意妊婦さんが新たに入院してきていた。頂上はあきらめよう。僕にはもう急いで降りるしか選択肢は無い。
と言う訳でM先生には泣いてもらい、下山滑降を決める。M先生は単独で登っていたら間違いなく西穂の頂上には立てていたろう。わざわざ岐阜から出てきて、申し訳なく思う。
その後は急いで下山し、得意の早温泉と早着替えで市医師会に出動。医師会総会も中々のボリュームだ。総会最中にも各種電話連絡が入る。そして今は仕事で病院にいる。今夜もこれから忙しくなりそうだ。
代務先生もいないのに、何もこんなに無理する事は無いと思う。それでも僕は今日もは多くの方に迷惑かけながら、全ての事を上手くやるために、一生懸命全力投球を続ける。誰かに支えられていても立ち続けていれば、きっと同時に誰かを支えているに違いないのだ。
散歩の最中にも当然呼び出しが・・

今日は山でも呼ばれました。懲りない先生本当に御免なさい
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身に付くものと付かないもの
昨日は手術も無かった関係で早めに仕事も終わり、夜中に呼び出される事も無かった。平和な夜で眠りすぎ位に眠る事が出来る。人間と言うのは、皮下脂肪にエネルギーを貯める事が出来るので、ある程度食いダメできる様に身体は出来ている。
しかし睡眠と言うのは寝ダメが出来ない。睡眠を貯める皮下脂肪の様な装置が身体にあればどれだけ産科業務も楽になるだろうと思うが、そう身体が出来てないのは残念だ。
さて今日は代務の先生のいないやや寂しい土曜日。天気はまあまあだが、もちろん山スキー出動は不可だ。と言う訳で朝からお方付け、掃除、病棟業務、子供のサッカー観戦等諸々でそれなりに忙しく時間を過ごしている。
また今日は家に貯まった様々な不用品を、近所のリサイクルセンターにも持っていったりもした。
新聞、雑誌、ダンボール、発泡スチロール等の定番品に混ざって、かなり迷ったが先日に笈ヶ岳でぶち壊れた電動アシスト付き折りたたみ自転車もリサイクルセンターに持っていく事にする。
このMTBは色々な意味で便利な優れものかもしれないが、中国製で重たく、しかも安いだけに作りが今ひとつだ。買って1年も経ってないにも勿体無い事と思うが、転んで打撲もしたし、結局自分の身に付かない代物だったのだと思う。
ここは気持ちよく廃棄を決めた。
とはいえちょうどリサイクルセンターに都合よくこのMTBを気に入った方がみえた。MTBは廃棄とならずその人がバッテリーごと引き取ってくれる事となる。バッテリーは修理できるかどうか何とか試して見るという。
僕には身に付かない自転車だったのだが、その人には身に付くかもしれない。人と同じでモノにも適材適所というのがある。廃棄ならそれなりに有料となる所だったので、引き取っていただいて僕は有難かった。
皮下脂肪や睡眠や自転車や、とにかく何でも上手く身に付いたり付かなかったりするものがある。
いずれにせよ無理ムラ無駄無く適材適所で物事や人が収まってくれたら、それに越した事は無いと思ったりしている。
話は変わり、上の2枚はバンコクの量販店で買ったオリンパスコンデジFE-45の写真

下の2枚は先日ネットで購入したニコンクールピクスS640の写真

どちらのデジカメが身に付くか、これも楽しみだったり |
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僕は物欲の男
昨夜はまた上手い事きちんと起こされる事無く朝まで眠れた。お陰で風邪気味の症状も大分減ったし、背中の痛みも治まってきた。写真で骨折が無い事が確認できると、途端に痛みも引いてきたと思うが、この辺は現金なものだと思う。
天気予報では週末がまた好天になってくれそうだ。こうなるとムクムクと山に気持ちが向いてしまうが、さすがに今週末は所用も多いし代務先生も見えない。遠慮がちに行動しないと、幸せな余生が待ってない様な気もしたりする。
さてさて日曜日の山スキーは、頂上に至ったものの、中味は失敗山行だった。
身体への負担も大きすぎたし、何時ものワンパターン山装備では不都合な事も多かった。これは度重なる激しい山行で装備の老朽化が進んできた事もある。
身体は今更急に強くなるなんて事はありえないのだが、装備は強い味方?のネット通販でポチッとすれば、最新装備が手に入る有難い時代だ。
先のモンベル経由カード番号漏洩事件以来ネット通販は封印していたのだが、そうも言ってられない必要と物欲が僕にはある。
と言う訳で今週ついにネット通販再開、その反動か随分ポチッとしてしまった。
先が丸まったしょぼいアイゼンが問題だとポチッ。妙に重たい年代モノピッケルがいかんとポチッ。HPの写真の出来が今ひとつなのはバンコクで買ったデジカメのせいだと決め付けてポチッ。更にはスキー板関係でもポチッとかあったりする。届いた時になんて思われるか、今からもうドキドキだ。
これできっと新しい装備が揃うと、また何処かの高嶺に出かけたくなるのだろう。
百考は一行にしかずと言うし、山も実践あって何ぼの世界だ。幸せな余生はともかく、考えてばかりいるよりも行動する方が、楽しくて意味ある事なのだなんて、ここには書いてしまっちゃおう。 |
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運動器には注意して
昨夜は病棟から各種問い合わせや報告電話が深夜に4件ほどあった。
もちろん寝ている最中に何度も起こされるから、眠りの質は大いに損なわれる。とはいえ出動は要さなかったから睡眠時間はきちんと確保できた。しかし熟睡感は今ひとつ得られないので、何となく今日は身体がだるい。
今巷では、また何らかの風邪ウィルスが流行っている様で風邪患者さんの来院も増えている。もしかしたら僕も罹ったかもしれない。しかしこれは重症化しないだろうからもちろん気力だけで治すつもりだ。
さてもう一つ気力で治すつもりのものが、MTBによる胸と背中の打撲痛である。僕はこの日曜日に行った笈ヶ岳からの帰路、MTBで大転倒して背中と胸を強打した。
その時の痛みが未だに引かない。背中の痛みなんて逆に少しずつ強くなってきている。気力で治すつもりだが、やはりそれなりに心配になってきた。
と言う訳でやっぱりここは整形外科を受診してみる事にする。こうやって仕事の合間に、直ぐに専門医の診察を受けれるという事は、総合病院務めの有難いところだ。
特に僕は過去にヤンチャであちこち身体壊しているから、整形外科との付き合いはそれなりに深くて?長い。今回も気楽に診察していただいた。
レントゲン撮ったところ、やはり肩甲骨が気になるとの事で、再検査に回ったりする。精密?検査の結果は無事放免で大丈夫でしょうという事だった。「丈夫な身体で良かったね」と誉められる。
更に普段から痛い右尻まで診ていただいて、「立派な筋肉だ」とこれまた誉められたりする。一応エベレストまで登った人間としては格好ついて良かった。
さてさて人間身体はとても大事だ。それは普段の仕事でも痛感する。
特に産婦人科医の場合、狭くて深い?穴の中が主なる仕事場なので、無理な姿勢をとる事が多い。それに伴い肩や背中を傷め易く、また肩や背中に痛みがあると仕事のパフォーマンスも落ちる。
僕はこれからまた立場上あと最低10年は、現役で仕事しないといけない。頭はしっかりしていても、目や指や身体が動かなくて仕事できなくなる事は良くあることだ。身体は大事にしておかないとと、改めて反省していたりする。 |
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たかが集団検診、されど集団検診
昨夜も夜中に呼び出される事は無く、きちんと眠れた。最近は夜中に起こされない事の方が当然になってきていて、何となく嬉しい感じだ。普通の人は普段からこういう起こされる事無い暮らしをしているのだろう。起こされない方が当たり前なのだ。
しかし産婦人科医の宿命から上手く逃げているだけの気もして、それは多少複雑な気持ちもある。
今日はペーパーワークの水曜日で、諸々雑用?を固めてこなす様にしている。というわけで外来隅の秘密?の控え室にこもって、ひたすら書類やPCと格闘していた。
後水曜日の重要な仕事の一つに集団子宮ガン検診というのがある。今日の集団検診は人数こそ少なかったものの、いわゆる施設の方の集団検診でとってもビミョーにこれまた複雑な気分になるものであった。
やっていながら多少の虚しさも感じたりする。とはいえそれも仕事の一つだと思って、いきなり蹴られたり怒られたりしない様気を付けながら検査をこなした。
さてさて子宮ガン検診と言うのは数あるガン検診の中で最も成功した検診制度だと言われている。理由は簡単で検査にかかる手間が少ないからだ。高価な内視鏡とか高度なテクニックとかを必要としないし、時間も手間もかからない。
クスコと言う安っぽい道具があれば、ある意味誰にでも?できる(いちおう医者ならね)。つまりコストパフォーマンスが高い集団検査に適したガン検診なのだろう。
だから巷の市町村では法定検診と言うのを定めて、ほとんど全員の成人女性に子宮ガン検診受診を勧めている。しかし考えてみればこれは大変な事だ。高山市には産婦人科医は実質5人しかいない。
一方子宮ガン検診の対象となる成人女性は2万人近い。つまり一人の婦人科医に対して対象者が4000人という事になる。これだと毎日20人くらいガン検診していかないと一年でこなせない数だ。
それを真剣に真面目にこなすと、もちろん普段の産婦人科業務が成り立たなくなる。
と言う訳で他地域から検診のための婦人科医を引っ張ってきたり、現役を退いた婦人科医に頑張ってもらったり、そんな事が必要になってくる。毎年の検診を2〜3年ごと?にしたりとかの工夫も必要だ。
集団検診の世界も婦人科の場合、需要と供給が大きくずれているのである。せっかくの優れた検診制度なのに勿体無い事だと僕は思う。
そう言えば今日の午後には手術が一件あったが、それも検診により早期に見つかった病気によるものだった。
ほって置けば多分5〜10年後という単位で、fatalなものになるのだろう。つまり早期発見により少ない手間で、大事な命を救ったと考えられなくも無い。普段雑用の一つとして数をこなす必要に迫られる仕事ではあるのだけど、集団検診も甘く見てはいけないと改めて思ったりする。 |
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火山の噴火でどうなるの
日曜の笈ヶ岳山スキーは今年最高の厳しい登山行になった。今でも背中と胸が痛いから多分MTB落車の時に、肋骨にひびくらい入ったのかもしれない。とはいえ生活に支障はないし、仕事も出来るから特にレントゲン検査とかも受けずに様子見ているだけにしている。
それよりも夜中に呼びされる事無く、きちんと毎晩眠れているという事が有難い。夜中にきちんと眠れていると、筋肉疲労や打撲傷からの回復も幾分か早い。
昨年の同じ時期、僕はエベレスト登山のための長期の休暇を取った。
その事もあり今年の春はちと遠慮?して、毎春恒例の分娩数制限をほとんど行わない事にした。しかしそれでもここのところの分娩数は少ない気はする。
だからこそ日曜日に厳しい山スキーに挑戦する気力も湧くのかもしれないが、分娩数制限してもしなくても、やはり春の分娩が少ないのはちと不思議な気がする。これも妊婦さんの方が受診を遠慮してくれたお陰だろうか?
そういえば話は変わり、今世界中の視線はアイスランドの火山噴火に向いている。ヨーロッパへの飛行機が飛ばないのみならず、食料品や医薬品の流通問題、更には世界的な気候変動への心配も出てきたらしい。
何でも天明の大飢饉やフランス革命もアイスランドの火山噴火による異常気象が原因だと言う説もある。大量の火山灰は日射を制限して、地表の気温をかなり下げる働きがあるとされている。
そう考えてみると去年の僕のエベレストは、火山の噴火みたいなもので、その火山灰?の様な影響が今でも残っているのかもしれない。
産婦人科の場合分娩数は、その売り上げに直結する数字だ。
しかし売り上げが上がっても下がっても勤務医である僕の収入には、それほどの影響は無い。それよりも夜中に起こされる事少なく、健康で規則的な日々を送れる方が個人的には有難いとなる。
しかしこの秋から開業医生活に入るとそんな事も言っていられなくなるだろう。多くの方の生活が懸かっているとなると、エベレスト登山の様な長期休暇は、よほどの事が無い限りもう2度と取れないと思わないといけない。
今回のアイスランドの火山噴火がこれからどのような影響を及ぼすか、今後の僕の仕事はどうなるのか、それは正確な予想は難しい。
しかしいずれにせよ普段の生活は、天変地異等に影響される事無く、平穏無事にサラサラと流れていってくれた方が有難い気はする。 |
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昨日は無理し過ぎました
日曜日と高気圧が重なった。代務の先生は見えないが我慢できずにお留守番を開業医先生にお願いする。GW前のこの時期限定で開かれる秘蔵?ラインに昨日は挑戦を決めた。
石川県と富山県と岐阜県の3県境にある笈ヶ岳は日本屈指?の登頂が難しい山として知られている。深田久弥が日本100名山に入れるのをギリギリで見送った迷った事でも有名だ。僕も夏冬通じて登頂した事は今まで一度も無い。
その登山コースは、ほとんど雪で登路が開ける時期限定で、石川県側ジライ尾根を通じて行われている。
しかし僕は今回あえてその難峰を、岐阜県飛騨側からの登頂にこだわって挑戦してみた。過去に同じラインから登頂した方は何人もみえると思うが、スキーですっきり登頂した方はそうはいないはずだ。
昨日のまだ夜の内からMTBとスキーの力を借り、どんどん山奥に入っていく。
人跡希な地域を一人進んで無事に日帰り登頂に成功した。しかしその内容はあまり誉められるものではない。雪庇は踏み抜くは、MTBは壊すは、バイルは落すは、小滑落はするは、挙句の果ては帰りのMTBで大転倒して今でも胸と背中が痛い。時間も大分オーバーして、余裕無さ過ぎの危険登山に近いものだったろう。
それでも今は無事登頂できた事が満足だ。
昨夜は帰宅後、こんな登山を数多く続けていけばいつか必ず遭難するぞと家人に随分と脅された。確かに僕もそう思う。僕はこれから僕にはまた様々な重要な仕事が待っている。
今日も無事に朝からきちんと仕事できているが、長生きしてたくさん仕事するためにも、こんな事ではいけないと改めて反省が必要に違いない。
長い上にテクニカルな部分もある


登頂ルート鳥瞰図

好天に助けられました。バックは白山です
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先憂後楽と言いますが
様々な心配事を抱えた患者さんの数は多いものの、夜中の分娩は無く昨夜も呼ばれること無しで朝まで眠れた。今日は午後に手術も無く、外来と回診が終わると東北山スキーの記録も一通りUPできたりする。
空いた時間には昼寝までしてしまった。春眠暁を覚えずじゃあなんて思いながら、気持ち良い惰眠を貪る。
さて高山では昨日朝はうっすらと雪が積もり、今朝は起きたら軽く雪が舞っていた。今年の高山祭りは桜も間に合わず雪の高山祭りとなったようだ。
4月の半ばても雪が降るなんて、さすが高山だと僕は内心嬉しかったりする。昔は古川祭りの時期まで雪が降る年があったと言うが、ここのところの暖冬でそういう話は全く聞かなくなった。
山の雪の状態はどうなっているか大いに気になるが、なにはともあれ山スキーヤーの僕としては、雪が降る事は遊べる時期が増えたという事で大歓迎だ。
とは言うものの今年は随分と豪快に山スキーを楽しめた気がする。去年はエベレストに行って、今年は山スキーに行きまくる。さすがにこれで更に輪をかけて更に遊びまわったら、周囲の目が冷たくもなるだろう。
もちろんその分たくさんの仕事をしていたら、周囲も何も言わないのだが、ここのところ夜中の仕事が少ないので山に行く説得力が欠けてきた気もしないでもない。
しかし行ける時に行っておかないと、また何時全然山に行けなくなる時が来るかもしれない。ここは得意の調子良さで、雪のある今の内に、できるだけステキな豪快山スキーに出かけようと思う。
誰もが知っている中国の有名な言葉に先憂後楽というのがある。もちろんそれは大事な事だ。人間先に楽しんでばかりいると後から碌な事が無い。
考えてみれば僕が今楽しめるのは、若い頃皆がバブルで遊んでいた最中に一生懸命勉強努力していたからと言えなくも無い(なんてシャーシャーと書いてしまうなんて、さすがに恥ずかしい)。
とはいえ物事には旬のタイミングと言うのもある。特に山スキーの場合、雪が溶けてしまえばそれで終わりだ。先に憂いてばかりいて、遊べる時に雪が無くなっていれば万事休すだ。
ここは「先憂後楽」という言葉よりも、「チャンスには前髪が無い」という言葉を当てにして、何とか今週末も山スキーに行きたいと色々画策していたりする。 |
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成功体験を積み重ねたい
深夜に呼ばれる事無く、昨夜もきちんと眠れた。お陰で春山東北スキー旅の疲れも随分と取れた気がする。ステキな思い出と微かな筋肉疲労のみが残り、今はとっても良い気分だ。そんなこんなで昨夜は久しぶりに病院フットサル練習試合にも参加できた。
山で重ねた成功体験を糧にして、ここはサッカー下手でもゴールを積極的に狙う。
そんなこんなでこれまた久しぶりにゴールを決めさせていただいた。これはそれなりに好調を維持しているのかもしれない。仕事の方も概ねスムーズで言う事は無い。周囲では様々な政治的?動きがある様だが、僕はただ静観しているだけのつもりだ。
さてさて今回の春山スキーでは、多少無理はしたものの、4日連続で日帰り山スキーに挑戦し、全ての山で頂上に至る事が出来た。中にはなかなかハイレベルなものもある。
物事は成功している時は次々と事が上手く運んでいく。一方失敗を重ねている時は何をやっても上手く行かないものだ。これは確かにそういうモノじゃないかと思う。だからこそ僕は山で常に頂上にこだわる様にしている。
山で上手く行けば、サッカーでも仕事でも上手く行き、足技下手でもゴールを決める事が出来る。
これで若い頃なら好きな子に告白して上手く行くという時かもしれない。何事もオーラを持っている時期に、一気に攻め込むのが大事だ。とはいえこの年になって、告白しでどうのこうのという事はありえない訳で、この手の事は子供達の方に期待する方が良さそうだ。
さてさてそれはともかく、僕は時々人から「何故山に登るのですか」と聞かれる事がある。もちろん「そこに山があるから」なんて哲学的なのか自然科学的なのか良く分からない返答を僕はした事は無い。
今なら僕は多分こう答えるだろう。「山には頂上があり、頂上に至れば比較的簡単に成功気分を味わえる。それがきっと人生の糧になるに違いない」
僕の周囲ではいつもそしてこれからも、様々な動きがある。しかし僕はそれでも山に登り続けて、それにより全てが上手く行く様に事を回して生きたいと思っている。 |
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それでも車検は通します
当然予想されていた事だが、東北の山旅から帰ってきてからずっと休む間もない忙しい時間が続いている。出来ることなら記憶が新鮮な内に山旅の記録を作ってUPしたいのだが、その時間がちょっとも作れないのだから仕方が無い。
昨夜分娩で呼ばれる事は無かったし、今日は本来ならペーパーワークの水曜日だから、何処かで記録を作れる時間があるだろうと思っていた。
ところがペーパーワークは2週間分山になっているし、午後にはしわ寄せ手術もある。何だかんだと雑用多く、結局まともな時間は今日も無い。それでもほんの僅かな時間でまずは一件目の吹雪の吾妻山の記録だけは何とかUPできた。
さて話は変わり、先ほど僕は自分のオンボロ愛車をまた車検に出してきた。既に走行距離22万キロを軽く越えた購入13年目のイプサムである。当然廃車にしてエコカーに変えれば、各種エコカー減税は全てついてくる。車の営業さんもいい加減新車の買い時ですよと、ステキな車のカタログを持ってきてくれる。
思えばこのイプサムは、13年前にとあるチョモランマ遠征をあきらめた事によりできた遠征資金を当てて、購入した車だった。
そのチョモランマ遠征も昨春アドベンチャーガイズ隊のエベレスト遠征で無事に成功させる事が出来た。つまりエベレスト登頂と共に新しいステージに入ったという事で、車も新しくする時が来たとも言えなくも無い(なんのこっちゃですが・・)。
しかしそれでも僕はどうしても廃車にして新車を買うなんて決断は出来なかった。はっきり言って僕はこの車を愛して?いるのだ。実際にとても良く走るし、未だに燃費も良い。はっきり言って廃車にする理由は見当たらない。
しかもこの車は縁起も良い。今までこの車は日本中のあちこちで僕の山からの帰りをじっと待っていてくれた。
中には何日間も道端にほっぽり出されていた事もある。しかしそれでも駐禁や当て逃げ、盗難等にあった事は一度も無い。いつも全く無事に、置き去りにした時と全く同じ状態で僕を待っていてくれた。しかもどんなに寒くてもエンジンは直ぐにかかって僕を暖めてくれたりする。
と言う訳でどんなに家族から臭いとか捨てろとか言われても、今回も僕はしっかり車検を通すのだあ〜なのだ。
今回の東北山旅でもこいつは何時でも何処でも僕を待ってくれていた。こうなるとなかなか捨てれないよと思います
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国外旅行と国内旅行
山から帰って仕事して、昨夜は夜中に呼ばれずに済んだ。できるだけしっかり眠って旅行の疲れを仕事に残さない様心がける。
何だかんだと旅行中も忙しく動き回っていたから、それなりに疲れているのだろう。お陰でぐっすりと眠れた。仕事による疲れと異なり遊びによる疲れだと、何だが抜けが良い睡眠が取れて嬉しい。
今日は朝から予定通りにひたすら忙しい一日中外来だった。今さっきまで秒単位の診察を続けていたが、今更ながら自分の仕事は大変だと思う。自分で言うのもなんだが、10日間の間仕事を忘れて遊びに集中できたのは、色々な意味でとても良い気分転換だった。こういう事が年一回でもないと、この仕事をこのレベルで長く続けるのはやはり難しい(少なくとも僕には)。
さてさて今回の休暇は前半はグァム島で海外旅行、後半を東北で国内旅行というものだった。それぞれ別の目的があって、それぞれ無事にその目的を果たす事が出来たのから、特に言う事は無い。
ただ印象としてはグァム島の方は思ったよりしょぼく?て、後半の東北山スキー旅の方が豪快だった気はする。
3泊3日の家族旅行では仕方ない事かもしれないが、グァム島はただのアメリカの地方観光地という感じで、その地域独特の文化がほとんど感じられ無かったのだ。
やはり旅行にはその地域独特の異文化体験が欲しいと思う。アメリカ文化の再確認だけでは面白くない。
そういえば今回は東北旅の帰りに月島と築地でもんじゃ焼きと海鮮うに丼を食べて帰ってきた。アメリカのマクドナルド文化?より遥かに美味しくて、豊穣な食文化だったと思う。
グァム島には子供達に海外体験をさせるという目的があって、それはそれで良かったのだが、僕としては改めて日本の豊かな自然と素晴らしい文化を感じさせられる10日間になった気がする。
こてこての日本ってステキだと僕は思います
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海、山のバカンスから帰りました
2日午後に病院を立ち、先ほど病院に戻ってきた。正味10日間の春のバカンスだった。多くの成果をあげた贅沢な旅で、今は満足感で一杯だ。いきなりの仕事は待っていたが、そんな事は当たり前で全然気にならない。
無事に休みが取れて、すぐさま仕事に戻れる。その事も嬉しい理由の一つだ。
今回の旅は前半が家族とグァム島に出かけ海のバカンス。後半が一人で東北に出かけ山のバカンスを楽しむというものだった。
前半は家族全員で出かける始めて(もしかして最後かも?)の海外旅行だった。それなりにお金もかかったが、子供たちには新鮮な経験多く、実り多かったと思う。
後半は東北の山旅で、吾妻山、大朝日岳、岩手山、早池峰山という4つの山に登り、スキーを楽しむ事が出来た。どの山も素晴らしい山ばかりで、甲乙付けがたい強烈な山スキーばかりだった。狙った山に全てきちんと登頂できたのは、幸運であったし、同時に自分の過去の山旅の経験が上手くいかされたお陰だと思う。こんなに上手く短期間で登山できるのは決して簡単な事で無い。
今ここに何を書くか迷うくらいに色々とステキな事があったのだが、それは楽しみに少しづつHPに報告して行こうと思う。今はまず仕事して、各種片付けを先にやらないといけない。毎日日帰り温泉に入っていたお陰で、心?と身体は綺麗な気がするが、愛車の中は汚れ物?で一杯なのだ。
まずは海のバカンスです

これは朝日連峰の主峰大朝日岳の頂上。この時期ここを日帰りするのはかなり大変
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