豊橋技術科学大学開学30周年記念 豊橋100祭サポートイベント 平成18年度豊橋市文化祭協賛行事

 

技科大吹奏楽団の歴史始まって以来初めて

会場を埋め尽くすお客様に見守られて無事終演いたしました

まだまだ、演奏技術の面で未熟な部分もあったかもしれません

いろいろと演奏会進行上の不手際もあったかもしれません

 

しかし、団員一同、この日のために自分を捧げてきた、その自信はありました

自分たちの「想い」を伝える、その一点に賭けて、この日を迎えました

終演のときに頂いた皆様の暖かい拍手を聞いて
私たちの想いが本当に皆様に伝わったんだと、自然に涙がこぼれてきました

ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました
また来年、皆様にお会いできることを心より願っております

 

20061014日 豊橋技術科学大学吹奏楽団 団員一同

 

東日新聞1016日記事

 

 

★日時平成18年10月14日(土)

開場17:00,開演17:30

 

★場所ライフポートとよはし コンサートホール

441-8075  豊橋市神野ふ頭町3番地の22  Tel0532332111

アクセス方法はこちらから

豊鉄バス時刻表(神野ふ頭線)こちらから

入 場 無 料(整理券が無くても入場できます)

 

お問い合わせ:実行委員長  石崎 諒 (090-7747-9657) 

                            

当団公式HP  定演格闘記ブログ

 

      当日,終演後,臨時便としてライフポート発,豊橋西駅行き無料バスを当団で運行いたします.ご希望の方先着50名様に,当日会場にて配布いたします.

      当日,豊橋技術科学大学―ライフポート豊橋間の往復バスを運行いたします(定員100名).詳しくはこちらまで.

 

 

 

 

 

ちらしPDFファイル425KB

 

 

 

 

おしらせ

 

l       豊橋ケーブルネットワークTees[ティーズ] 練習の様子を取材していただきました!
10月4日(水)午後7時頃〜本学ひばりラウンジにて.龍笛との合わせ練習,他
10月12日(木)夕方6時〜 HOTステーションにて放映していただきました!
  
NEWくわしくはこちら

l         エフエム豊橋 定演スタッフ生出演!

   9月30日(土)午後300分〜40分 「843ウェーブ THE BURRN

渡辺欣生パーソナリティにスタッフが料理されてしまいました!

 

l        ゲネプロ(通しリハーサル)の様子が新聞に掲載されました!

     9月25日 中日新聞朝刊14面,東愛知新聞11面,東日新聞14面

 

 

 

ごあいさつ

 

今年度は本学が開学30周年を迎える記念すべき年です.本吹奏楽団も本学開学2年後に発足し,今年で28年の歴史になります.理系の大学では一般的な授業・レポート・実験・研究という,極めてハードな学生生活のなか,定期演奏会を成功に導くため,日夜練習に励んでおります.団員数も史上最大となる68人となりました.本学の特徴は大学院までの一貫教育であり,そのため,大学院生の数が他の一般大学に比べ非常に多いことにあります.本団も多くの大学院生が研究に行き詰ったときのオアシスとして(と言わせてください,先生)吹奏楽を楽しんでおります.

さて、今年の定期演奏会は土曜日開催,ステージ構成の変更,当団顧問の中内先生による指揮など,近年とは少し違ったテイストでお送りする予定です.また,団員数最大の今年は,定期演奏会の総入場者数も“最大”にすることを目標に掲げ,団員一丸となって頑張っております(右写真は定期演奏会実行委員会での活発な議論の様子.実行委員会ブログはこちら

ぜひ,お友達など多数お誘いあわせのうえ,定期演奏会にご来場くださいますよう,よろしく御願いいたします.

豊橋技術科学大学 吹奏楽団団員一同

 

■演奏曲目

 

第1部  シンフォニックステージ

 

A Huntingdon Celebration

指揮:加藤哲也

Philip Sparke

吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」

  T 祈り (Oratio)

  U 唄 (Cantus)  龍笛演奏:青野賢次

  V 祭り (Dies Festus)

指揮:中内茂樹

伊藤康英

 

第2部  企画ステージ

 

技科大 吹奏舞踏集団によるオリジナル音楽劇

「祭りのための前奏曲(プレリュード)

  祭りをひかえた小さな町で,さまざまな想いが交錯する・・・

      息子の逃亡に悩む父親

      時代の流れに苦悩するおもちゃ屋

      恋の病におかされ,仕事が手につかない花火師

   そのときヤンキーは,技科大生は,そしてタイツは!!!

   町に住み着くキツネたちの無邪気な視点で送るハートフルストーリー

 

                  監督・脚本:須賀祐介

                     指揮:林 浩三

                     制作:第22回定期演奏会企画スタッフ

 

第3部  ポップスステージ

 

サタデー・ナイト

指揮:榊原 咲

BillMartin & Philip Coulter/ 金山徹()

Over the Rainbow(虹の彼方に)

指揮:加藤哲也

Harold Arlen / 森田一浩()

Memories of Henry Mancini

指揮:加藤哲也

Henry Mancini / 真島俊夫()

Dear Mr.Jones

指揮:中内茂樹

Quincy Jones / 森村献()

 

■見どころ・聴きどころ

 

■シンフォニックステージ

今年の第1部シンフォニックステージのメイン曲は『吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」』です.曲名の「ぐるりよざ」とは,長崎県・生月の隠れキリシタンに伝わる聖歌で,元来の聖歌である「Gloriosa(グロリオーザ)」という名前が布教・禁制・迫害という長い歴史の中で変化したものと考えられています.こうした隠れキリシタンの壮絶な歴史を辿るようにこの曲は構成されており,第2楽章では,禁制時代の迫害のなか隠れキリシタンの間で歌い継がれた物悲しい,しかし力強い唄を龍笛が演奏します.吹奏楽と雅楽楽器のコラボレーションは極めて珍しく,おそらく東海地区では初演ではないでしょうか?隠れキリシタンの悲しみ,喜び,願い,祈りを一つ一つの音にこめて演奏します.どうぞお楽しみに(右写真は龍笛を演奏する青野氏).

★もっと詳しく>>>ぐるりよざ隠れキリシタン龍笛雅楽小説「沈黙」(遠藤周作)映画「沈黙(SILENCE)」

 

■企画ステージ

技科大吹奏楽団定期演奏会のもう一つの特徴は「第2部 企画ステージ」です.「技科大」というと白衣でも着ていて「まじめでおとなしい」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが,このステージをご覧になれば,そうした印象はおそらく消えてしまうことでしょう.「吹いて踊れる吹奏楽団」が実は当団のもう一つの目標とされていることはあまり知られていません.技科大吹奏楽団の公式HPにある定期演奏会の歴史をご覧になったことはありますか?代々の企画ステージの題名を続けて見ていくと,技科大定期演奏会の特徴ともいえる企画ステージの独特な雰囲気が感じられます.第13回の企画ステージの題名は「変態」,第18回は「モリー・ポッター」,題名だけで技科大生の恐ろしい感性を感じさせます.

そして,今年の企画ステージのテーマは‘祭り’です.今年の企画ステージでは和太鼓を叩きます.祭りに太鼓が無くてははじまりませんよね!?しかしながら,私たちは和太鼓に関しては全くの初心者です.そこで豊ヶ丘高校和太鼓部卒業生有志による和太鼓集団“鼓響”の方々に和太鼓を教えて頂きました(練習の様子はこちら).

技科大開学30周年記念豊橋市制施行100周年を盛り上げるために,私たちなりにアレンジした企画ステージにご期待ください(右写真は…!?).

 

■ポップスステージ

第3部は少し大人なポップスステージをお送りいたします.洒落っ気を出すのが若干苦手な技科大生ではありますが,そこは吹奏楽団の「ノリ」をお見せ,お聞かせできると思います.各曲で現れるソロにご注目ください.見た目(顔)は若干地味ではありますが,聞こえてくる音楽はまさに「大人」のポップスです.学生指揮2人の好対照な見かけ(性格?)にも注目.乞うご期待!

 

■昨年の演奏会での1コマ ※クリックすると拡大します

 

第1部ポピュラーミュージックステージ

2部企画ステージ

第3部シンフォニックステージ

★もっと写真をみる>>>こちら

 

■豊橋技術科学大学吹奏楽団TIPS

 

     吹奏楽団は学内最大のサークル

吹奏楽団は28年の歴史がありますが,団員数を確保することには大変苦労してきました.吹奏楽という演奏形式を維持するにはそれなりの人数が必要です.しかしながら,理系の大学の文系サークル(活動内容はむしろ体育会系だと思われますが・・・)という状況では,音楽にそれほど興味がなかったり,楽器演奏は初心者にとっては壁と感じられたりという苦労がありました.ところが右のグラフをご覧ください.これはここ10年間の団員数の推移ですが,一度落ち込んだ団員数がここ5年の間にほぼ3に増加しました(現在68名).団員数増加に伴い,女性団員の比率も上昇し,これがさらなる団員数増加につながっている,と指摘する声もあります.

   >>顧問教員コメント

 

 

     吹奏楽団は多民族集団

豊橋技術科学大学は学生定員の80%が高等専門学校(高専)からの編入生で,日本全国さまざまな所からここ豊橋にやってきます.吹奏楽団の団員も同様,様々な地方出身者から構成されており,方言などの言葉のみならず,食文化,季節感などの違いを知ることになります.右の図は当団の出身者の分布を日本地図に表したものですが,ほぼ日本全国から団員が集まっていることがわかります.地元愛知県の出身者が多いのは自然ですが,意外なことに北海道出身者がこれに続きます.この日本地図を全て埋め尽くそう,というプロジェクトが団内で始動しましたが,さて,この先どうなるでしょうか?

 

 

 

主催:豊橋技術科学大学吹奏楽団

後援:豊橋市 豊橋市教育委員会 豊橋文化振興財団 中日新聞社 豊橋ケーブルネットワーク エフエム豊橋 愛知県吹奏楽連盟 東海学生吹奏楽連盟

Last Update: 2006/10/16