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最終更新:2010年5月5日(水) 12時49分

県内移設言及の首相に民主内でも反発


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 4日、沖縄を訪問した鳩山総理は、アメリカ軍・普天間基地の沖縄県内への移設は避けられないという考えを表明しました。これまで「最低でも県外」と公言してきただけに、民主党内では「何のために行ったのか分からない」との厳しい声があがっています。

 「やはり沖縄の中に(普天間基地の)一部、機能を移設をせざるを得ないと」(鳩山首相)

 4日、仲井真沖縄県知事らとの会談や住民との対話集会などで理解と協力を求めた鳩山総理。しかし、沖縄県側の反発は強く、5月末の決着が極めて困難な現状を打開することは出来ませんでした。

 「沖縄県内ではダメだという思いを聞かれたわけですから、それをきちんと受けとめて。今はとにかく正念場であり、頑張りどきです」(社民党・福島みずほ党首)

 総理周辺からは、「アメリカや地元から交渉継続という言葉を引き出せないか」と、結論の先送りを模索する声が出ています。

 しかし、民主党のある幹部は、今回の総理の沖縄訪問を「何のために行ったのか、なぜ行ったのか、よく分からない」と厳しく批判しました。

 また、ある新人議員は、「5月末までと期限を切っていたのに、決着できなければ潔く辞めるべき」と、この問題が鳩山総理の進退に直結するとの考えを示しました。

 執行部の1人は、「問題を解決したいという総理の率直な思いが出ていた」と評価しましたが、党内では普天間問題に加えて、小沢幹事長の「政治とカネ」の問題でも「総理はリーダーシップを発揮できていない」との声が出ていて、今後の政権運営はますます厳しさを増しそうです。(05日10:52)

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