憲法記念日の3日、広島市中区で憲法をテーマにした街頭活動や集会があった。
市民団体「第九条の会ヒロシマ」は中区の原爆ドーム前で、9条改正の賛否を問うシール投票を実施。665人が参加し、約8割の527人が「変えない」にシールを張った。
続いて、各市民団体の代表が護憲を訴えてリレートークをした。憲法を守る広島県民会議の金子哲夫代表委員は「9条は広島の戦後復興の歩みにつながる。広島市民は9条の平和主義を世界に発信していく役割がある」と強調した。
中区の平和大通り周辺でも、市民団体「とめよう戦争への道!百万人署名運動県連絡会」が街頭活動を展開。18日施行の国民投票法について「憲法にとって転換期といえる。国民の意思表示がより重要度を増してくる」と訴えた。
【写真説明】憲法9条改正の賛否を問うシール投票に参加する家族連れ
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