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【芸能・社会】新橋演舞場に『櫓』初お目見え 「五月花形歌舞伎」開幕2010年5月5日 紙面から
歌舞伎俳優の市川染五郎(37)、尾上松緑(35)、市川海老蔵(32)、中村勘太郎(28)、中村七之助(26)らが出演する「五月花形歌舞伎」が4日、東京・新橋演舞場で初日の幕を開けた。公演に先駆け、会場では櫓(やぐら)のお披露目セレモニーが開かれ、出演者らが鏡開きなどを行った。 櫓は、建て替えのため一時休場となった歌舞伎座に代わり、新橋演舞場が歌舞伎のメーン劇場になったのを記念して設置された。歌舞伎座のものと同じ9尺四方(約2メートル70センチ)で、囲う幕には演舞場の座紋「雪月花」が染め抜かれている。 新橋演舞場に櫓が立つのは85年の歴史で初めて。海老蔵は「歌舞伎座がなくなって、細かく言うと2年11カ月後に(新劇場が)できるそうで、その間の時間が過ぎる演舞場の皮切りになるのは喜ばしい。新しい空気を感じ、若いエネルギーのお芝居を見ていただくことがみんなの願いだと思います」と、集まった約300人のファンにあいさつして沸かせた。 公演は28日まで。
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