OSCAR PLANET


アカデミー賞専門サイト

Last Update: May 05, 2010


リン・レッドグレーヴが亡くなりました。心より哀悼の意を表します

OSCAR PLANET、第83回アカデミー賞に向けて発進

5/5 9日間連続 Very Early Predictions up。第5弾:助演女優賞 第4弾:脚本賞&脚色賞
第3弾:技術賞 第2弾:アニメーション映画賞 第1弾:助演男優賞

Big Bomb サマーシーズン開幕前にフレディ・クルーガー復活。『エルム街の悪夢』が酷評されながらも初日売り上げ健闘

Movie of the Week  Oscar Buzz  Oscar Potential


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Movie of the Week
アイアンマン2
Iron Man 2


配給:パラマウント
監督:ジョン・ファヴロー
5月7日公開 | オフィシャルサイト


サマーシーズンの開幕を告げる大役に選ばれた大作アクション
10枠に広がった作品賞、こういう映画を(出来が良ければ)認めましょうよ
悪役に抜擢されたのは復活ミッキー・ローク!
…なのだけど、やっぱり男性陣の注目はスカーレット・ヨハンソンでしょう!
写真で見る限りはカッコイイゾ!グウィネス・パルトロウ、大ピーンチ!

poster rating:★★




Oscar Buzz
『Get Low』アーロン・シュナイダー監督)のロバート・デュヴァルは2010年の主演男優賞ノミネート当確第1号として大絶賛評を集めることになるだろう(5/4)
『ロビン・フッド』リドリー・スコット監督らしい豪快なアクション・アドヴェンチャー。ラッセル・クロウケイト・ブランシェットの演技も見ものになるだろう(5/4)
「シュレック」シリーズ最新作『シュレック フォーエバー』マイク・ミッチェル監督)は息切れの感が拭えない出来映えとの声(5/3)
[BOX OFFICE]April 30 - 2 weekend, 2010。見積(5/3)

 サマーシーズン突入前の週を首位デビューで飾ったのは『エルム街の悪夢』、言わずと知れた84年映画のリメイクである。3,220万ドルという数字は業界内の予測を若干下回るものではあるものの、製作費が2,700万ドルに抑えられていることを考えれば、上々のスタートと言えるだろう。土日の失速もホラー映画特有の現象で想定内である。次週以降は急激に落ち込むだろうが、どこまで踏ん張れるか。ちなみに、フレディのライヴァルであるジェイソンの「13日の金曜日」も昨年同様にリメイクされたが、そちらのオープニング3日間記録は4,057万ドルだった(最終興収6,500万ドル)。ジェイソンとの対決には敗れたことになる。

 もう一本の拡大公開作『Furry Vengeance』は650万ドルで5位と惨敗。ブレンダン・フレイザーは「ハムナプトラ」シリーズ以外では苦しい集客力となっている。

 限定封切作では『Please Give』が5館でアヴェレージ25,600ドルという見事なスタート。『Harry Brown』は19館でアヴェレージ9,474ドルと可もなく不可もなくの出足になっている。

 前週トップの『ヒックとドラゴン』は29.5%ダウンと順調で、累計は1億9,238万ドルに到達した。次週には2億ドルを超えると思われる。また、ドリームワークスは早々と続編の製作を決定している。

 次週はいよいよ『アイアンマン2』がサマーシーズンの始まりを告げる。先行公開された海外興収は早くも1億ドルを突破したとの報告が入ってきていて、米国ではどんな記録が生まれるのか注目されている。
[BIG BOMB REVIEW]夢の中に現れ執拗につけ回す殺人鬼フレディ・クルーガーを描く84年映画のリメイク『エルム街の悪夢』サミュエル・ベイヤー監督)が酷評に塗れて即死状態。ヴィジュアルの作り込みは正しいものの、オリジナルを忘れ難いものにした捻りを欠いた残念なホラー。フレディの造形からはユーモアや茶目っ気が完全に失われ、記号化されたクリーチャーとして殺戮だけを繰り返す。提示されるのは恐怖ではなく大音量の音楽で、耳をつんざくそれに呆れるばかり。そもそも演出の基本がなっていないとの声も多く、新たにフレディに扮したジャッキー・アール・ヘイリーに同情を寄せる媒体も出ているほど。Chicago Reader、Chicago Sun-Times、New York Daily News、New York Post、The Onion (A.V. Club)、Washington Postが最低レヴェルの評価で、ラジー賞ではリメイク賞に絡む可能性があるだろう。尤も、初日売り上げは1,580万ドルと順調な出足。カイル・ガルナートーマス・デッカーケラン・ラッツ共演。OPR 28.3(5/2)
[BIG BOMB REVIEW]荒地の開発を目指す不動産業者とそこを住処にしていた動物たちの対決を描く『Furry Vengeance』ロジャー・カンブル監督)が批評家に全く相手にされていない。薄っぺらなプロットを無理矢理92分間に伸ばしただけの、極めて退屈な駄作コメディ。魅力を欠いたキャラクターが笑えないジョークを飛ばし続けるのみで、ストーリーらしいストーリーは皆無。人間をとことん貶め、動物に過剰にゴマをする演出は、ほとんど人間差別ではないかと思われるほど。CGによって作られた動物も愛らしさとは程遠い。バカバカしいという形容詞がピッタリの展開の中で七転八倒するブレンダン・フレイザーら役者が痛々しくて仕方がないとのこと。早々と今年のワースト映画に認定したUSA Todayを始め、Arizona Republic、Austin Chronicle、Boston Globe、Boxoffice Magazine、The Globe and Mail (Toronto)、Los Angeles Times、New York Post、The New York Times、Time Out New York、Washington Postが最低レヴェルの評価。ラジー賞も大いに期待されている。初日売り上げも170万ドルと悲劇的。ブルック・シールズケン・レオンマット・プロコップ共演。OPR 15.3(5/2)
[REVIEW]親友を殺したギャングへの復讐に立ち上がる老人を描く『Harry Brown』ダニエル・バーバー監督)が悪くはない評価。まるで兵士のような佇まいの主人公が淡々と「仕事」をこなしていく様にハードボイルドな魅力が溢れるブリティッシュスリラー。サスペンスフルな展開の中に浮かび上がる、老い、暴力、社会問題といったテーマに説得力があり、物語に気品と奥行きをもたらしている。抑揚のついたバーバーの演出もデビュー作としては上々の出来。しかし、何と言っても映画を引っ張っているのは主演を務めるマイケル・ケインで、魂のこもったその演技が映画を一段階も二段階も上のレヴェルに押し上げているとのこと。ケイン版「グラン・トリノ」だと讃えた媒体もある。ただし、政治的信念を欠いた「ダーティハリー」のよう、自己陶酔が強烈とした評も出ていて、決して絶賛一色ではない。Village Voiceは最低レヴェルの評価を下しているほどで、ケインの賞レース参戦も厳しいだろう。エミリー・モーティマーイアン・グレンジャック・オコネルリアム・カニンガム共演。OPR 63.2(5/2)
[REVIEW]ニューヨークにあるアパートの大家夫妻ががそこに住む老女や孫娘に向き合う様を描く『Please Give』ニコール・ホロフセナー監督)が温かく迎えられている。都会に住む人々が抱える問題を温かさと辛辣さを持って描き出した秀作コメディ。生と死、愛、セックス、罪といった題材が心に訴えかえる演出によってじっくり浮かび上がっていく。頑丈な物語構造、練りに練られた会話、深みのある登場人物…基本をきっちり抑えながら、ペースを崩すことなくストーリーが進んでいくのが心地良い。キャサリン・キーナーオリヴァー・プラットら個性派俳優たちの演技も一級品(特に意地悪な役柄を演じるキーナーが素晴らしい)。New York Observerは不毛な話でしかないと最低レヴェルの評価を下しているが、大半が最高レヴェルの支持を表明したLos Angeles Times、The Onion (A.V. Club)、Wall Street Journal寄りになっている。オスカーに絡むには規模が小さ過ぎる作品だが(脚本賞に僅かな望み)、インディペンデント・スピリット賞では多くの部門で健闘が期待できるのではないか。アマンダ・ピートレベッカ・ホール共演。OPR 77.7(5/2)
ダグ・リーマン監督、ナオミ・ワッツショーン・ペン出演のドラマ『Fair Game』の配給権をサミット・エンターテイメントが獲得(5/1)
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、ダニー・マクブライドジェームズ・フランコナタリー・ポートマンゾーイ・デシャネル出演のコメディ『Your Highness』が10月1日から2011年4月8日へ公開延期。Goodbye, Oscar...(5/1)
[LAST YEAR]授賞式アンケート第2弾結果。演技賞候補者を紹介するのに相応しいプレゼンターは...Vol.10(4/30)

ジェレミー・レナーの場合
1. コリン・ファレル どうやら授賞式でのファレルのスピーチは相当に好評だったようで、2位のセロンを寄せつけない圧勝劇になりました。コメントでもファレルを見直したという内容のものが多く、ファレル株が上がったことは間違いないようです。『ハート・ロッカー』組からは他にもマッキーとブライアン・ゲラティのコンビで見たいという意見、或いはビグローを指名する方もいらっしゃいました。
2. シャーリズ・セロン
3. アンソニー・マッキー

メリル・ストリープの場合
1. ダスティン・ホフマン 超のつく大女優であるストリープですから、大物俳優の名前がズラリ。特にホフマンとデ・ニーロは接戦でした。複数票名前の挙がった大物にはクリント・イーストウッド、ジャック・ニコルソン、ゴールディ・ホーン、ジェーン・フォンダといった面々がいます。その中でアダムスが3位に入る大健闘。『ダウト あるカトリック学校で』『ジュリー&ジュリア』と2度共演していますからね。
2. ロバート・デ・ニーロ
3. エイミー・アダムス
第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式のホストが早くも決定。リッキー・ジャーヴェイスが2年連続で務める(4/30)
[LAST YEAR]授賞式アンケート第2弾結果。演技賞候補者を紹介するのに相応しいプレゼンターは...Vol.09(4/29)

モーガン・フリーマンの場合
1. ティム・ロビンス ロビンスとイーストウッドの一騎打ち。ロビンスは「ショーシャンクの空に」、イーストウッドは「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」で共演。全ての作品でフリーマンはオスカー候補に挙がっています(「ベイビー」で受賞)から当然の結果でしょう。ネルソン・マンデラへの票も入っていましたが、うっ、見てみたい!
2. クリント・イーストウッド
3. ジャック・ニコルソン

ガボーレイ・シディベの場合
1. オプラ・ウィンフリー 「プレシャス」がここまで注目を集めたのはウィンフリーとペリーというハリウッドでも絶大なるパワーを持つふたりが猛烈にプッシュしたからだと言われています。もちろんシディベはふたりに足を向けて寝られないでしょう。サファイアは映画の原作を書いた方で、面白い人選かもしれません。その他、モニーク他共演者が票を集めました。
2. タイラー・ペリー
3. サファイア
People誌恒例、「世界で最も美しい人2010」の一部が明らかになった。トップに挙げられたのはジュリア・ロバーツ。その他映画関係ではチャニング・テイタムゾーイ・サルダナスカーレット・ヨハンソンジェイク・ギレンホールジェニファー・アニストンブラッドリー・クーパーアマンダ・セイフライドジュリアナ・マルグリーズケヴィン・マクキッドジェニファー・ロペスロバート・パティンソンの選出が判明している(4/29)
[LAST YEAR]授賞式アンケート第2弾結果。演技賞候補者を紹介するのに相応しいプレゼンターは...Vol.08(4/28)

コリン・ファースの場合
1. レニー・ゼルウィガー 個人的に最も意外な結果でした。てっきりルパート・エヴェレットの圧勝かと思ったものですから。実際は「ブリジット・ジョーンズの日記」のゼルウィガーとグラントの一騎打ちになりました。ファース復活のきっかけの一本でもありますから当然でしょうか。その他メグ・ティリー、ジェニファー・エールといった名前も挙がりました。
2. ヒュー・グラント
3. アマンダ・セイフライド

キャリー・マリガンの場合
1. エマ・トンプソン ノミネート作品「17歳の肖像」の共演者であるトンプソンとサースガードの一騎打ちになりました。英国女優の大先輩であるトンプソンに紹介されたら、マリガンはとても嬉しいでしょうね。トンプソンはこういう場での喋りも達者ですし。ラブーフも大健闘。そうですか、皆さん一緒にいるところを見たいですか!
2. ピーター・サースガード
3. シャイア・ラブーフ
『アイアンマン2』ジョン・ファヴロー監督)のアーリーレヴューの反応はやや鈍い感。それでもサマーシーズンの幕開けを告げるのに相応しい特大ヒットが確実視されている(4/28)




Oscar Potential April 23, 2010
The Back-up Plan None
Boogie Woogie None
The Losers None
Paper Man None




My Movie Rating May 03, 2010
息もできない
★★★★ 躊躇いのない暴力の嵐に呆気に取られ、それが向かう先がワンパターンではないのに胸を打たれる。主役男女の魂が寄り添う感じが生々しい。漢江の場面が忘れられない。
男と女の取扱説明書 [DVD]
キレた妻が夫を監禁してギャアギャア騒ぐだけの前半も呆れるが、突如暴力が前面に出てくる後半には強烈な不快感が…。ブラコメの魅せ方を間違えている。
ウルフマン
★★ 物語の鍵を握るはずの父親とジプシーの描き込みが薄っぺらなのが致命傷になった感。狼男になるとベニチオ・デル・トロの素の部分が完全に消えてしまうのも寂しい。
プレシャス
★★ あまりに露骨な不幸の羅列が、かえって作り物であることを強調する。よっぽどデリケートな工夫がないと、この現実には耐えられない。プレシャスのオシャレが気になる。
タイタンの戦い
★★ ギリシャ神話の世界を最新映像技術により正面突破しようとしてもロマンティシズムは生まれない。神々を演じる役者の哀れなメイクに唖然。人間の身体はよく動いている。








OSCAR PLANET、第83回アカデミー賞に向けて発進

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