2010年01月31日

夢の対決〜若狭勝vs郷原信郎

29日の日テレ「太田総理秘書田中」に上杉隆さんが登場されていました。飽くまで上杉さんの推測だと断った上で、

「小沢さんは知らないと思う。小沢さんが知らないところで秘書が勝手に抜いた。小沢事務所は秘書の数も多いから秘書に対して甘いんです」

と、小沢氏の関与はないだろうという見解を語っていました。推測は推測なのでしょうが、このテのバラエティ番組で「匂い」を出すことこそが、印象操作になるんじゃないのかなって思うんですよね…。印象操作には問われないグレイゾーンなんですが、世論に働きかける影響力は大手新聞社よりも大きい可能性があるような気がするので、結構、引っ掛かりましたかねぇ。実際、新聞をとらないという世帯も増えたといわれているし、活字離れなんて事も言われているんですから、案外、バラエティ番組から発せられる或る種の「空気」を視聴者が読み取るようになっている可能性もあるんじゃないのねぇ。

上杉隆さんの語る政界裏情報は面白いのかも知れませんが、注意が必要で、そのベクトルを眺めると中立ではない可能性がある。鳩山総理の御母上の参考人招致について語ったときは「ヤスコオクサマをそのような…」と庇うし、藤井大臣辞任については「一部のマスコミが小沢氏との確執が辞任の理由だと報じているが、断じて違う。年末に見かけたが予算編成で体調が悪そうだった」という。どれもこれも割と強弁されている。そして、そのどれもが、ことごとく民主党擁護論に繋がるものだと気づかないといけない気がします。

既出で、鈴木宗男さんなどからも漏れて伝わっていますが、検察が石川知裕容疑者の逮捕にあたり、「あの女性秘書さんには小さなお子さんが居ましたね」という主旨の殺し文句を要したという。その言葉の奥には暗黙の了承として「このままでは罪のない母と子を引き裂くことになりますよ」という恫喝があったと説明し、これを同番組の中で上杉さんは深刻そうな顔で披露してくれましたが、その狙いは

「なんて検察庁は悪どいんだ」

と誘導する事としか思えないんですよね…。遠隔的な検察批判であり、石川容疑者に情緒的な同情を誘おうという以外の目的で、このエピソードを強調する理由ってないでしょう。「母と子を引き裂く」と脅した検察は悪者で、やさしい石川代議士が脅しに屈したとでも言いたいのでしょうが、三文芝居も甚だしい。「母と子」のくだりなどは、全く以って本来は不要で、こういうところにだけ心象風景を持ち込もうとする氏のズルさが垣間見ええた気がしました。



29日深夜「朝まで生テレビ」は、元東京地検特捜部副部長のキャリアを持つ弁護士の若狭勝さんと、元検察官で現総務省顧問をしている郷原信郎さんの両氏が激突するという内容でした。

メンバー構成はひどくて、若狭さん一人に対して、民主党擁護論者同盟という構図でした。一応は、小沢擁護派と検察擁護派とで席も別れていたし、人員も配分されているんですが、検察擁護メンバーはイマイチ弱いメンバー構成でした。名前を挙げてしまうと、平沢勝栄さんは善人なんですが討論番組では気持ちが先走って理屈が出て来ない。山際澄夫さんはテレビ朝日の「TVタックル」という、やはりバラエティ色の強い番組の中で声高に外国人参政権問題についての問題点を突いた等、最近、大きな功績もあったのですが、反面、エキサイトして大声を出してしまうタイプなので、暑苦しいキャラになりつつある。実際、阿川佐和子さんに宥められるシーンが多かったし、昨夜は田原総一朗さんも手を焼いていた印象がある。他方、小沢擁護派は三奉行の一人で相応に鋭さを持つ細野豪志、小沢の懐刀の平野貞夫、一貫して民主党擁護の大谷昭宏らが、郷原信郎氏を補強しているし、実は、このうちの平野さん、大谷さん、それと田原総一朗さんは、検察の行為は不当であるという主旨で、先立って行なわれたシンポジウムに出席しているメンバーでもある。

故に、若狭さんvs郷原さんなんですが、郷原さんの方には口数で大谷昭宏さんがついているし、口数は少ないながらも平野貞夫、細野豪志さんもサポートしている。興奮してしまうと声が大きくなってしまう山際澄夫さん、興奮してしまうと吃音が出てしまう平沢勝栄さんだと、殆ど、戦力にならず、若狭さんが検察の立場を代表する形となり、これまた元東京地検特捜部長の宗像紀夫弁護士が、ぽつり、ぽつりと事実関係の確認をする程度。

「『小沢をやってやろう』という気持ちが特捜にあったのなら、それは権力の濫用ではないか?」というのが小沢擁護派の論旨で、正直、そんなにエラい主張でもないんですよね。盗っ人猛々しい理屈ですから。ですが、これが面倒くさくて、若狭陣営は攻められてしまう。「公平性」と「検察の正義」を両立させねばならない検察擁護派には最初から負荷のある対決なのですが、「政治家の中でも明らかに飛びぬけた大金を有しており、疑惑がある小沢に検察の目が向くのは当然である」という検察の立場、どのように説明できるのかというのが一つの論点。小沢擁護派は「小沢さんに疑惑があっても特定の人物を狙い打ちにするのは公平じゃないだろ!」と展開できる。しかし、冷静に考えてください。誰の目にも疑惑の多さ、金額の多さが際立つ存在であり、疑惑部分に於いても悪質性の高さも疑われる政治家に検察が目を向けるのは当然でしょう。それこそ、小物政治家を狙い撃ちした方が遥かに問題なんですから。で、それを若狭さんが説明して迎撃。

また、続けて小沢擁護派は「特捜部が次はあの政治家をやってやろう」と意志を持つことは禁忌だと展開しました。特捜が恣意的に政治家を狙い撃ちに出来るというのは、非常に危険じゃないか、という投げ掛けです。ですが、意志を持たない正義なんて成立しませんよね。形式犯だ、別件逮捕だ、前例がないだの、嵩にかかって若狭さんを攻め立てていましたが、政党交付金という制度が導入されて以降、税金が政治家の政治資金に使われるようになったのだから当然、政治資金規正法の重みは従来と同じではないという前提があると説明する。その上で、若狭さんは自らの見解だと前置きをした上で、「政治資金規正法を武器だと考える事はありえると思う。もし私だったら政治資金規正法違反は、取っ掛かりの為の武器にする事は許されると思う」と回答。ナーバスな問題ではあるのですが、「狙い撃ちはいけない」とか「前例がない不当逮捕だ」という理屈を遥かに超えたところに「検察的な正義の在り方」のあるのだと説明してみせました。さすがに、小沢擁護派が一瞬の沈黙を見せました。

民主党さんは先ごろ「政治資金規正法違反ぐらいで逮捕するのは不当だ!」とギャーギャー騒ぎ、「考える会」なんてのを発足させたり、「リーク批判」なども展開していますが、冷静に考えればそういう事でしかない。「石川クンの逮捕を踏み台にするなんて!」というのは情動に任せた批判以外でしかなく、そこまで検察権力を制限し、国会議員を特別視しようという態度こそ、おかしいんですよね。平沢勝栄さんが「法の下の平等の理念からして、国会議員だからとって特別扱いはない」とアシスト。

「国会会期三日前の逮捕というタイミングはおかしい」というけど、納得するタイミングなどは無かったでしょうし、それらは捜査する側の権限で決まるのは自明で、「国会議員だから特別扱いをしろ」というのなら、それは奢りが透けて見えている。国会議員だろうが、平民だろうが、この国では原則的に平等で、国会議員を逮捕してはいけないという空気があれば、それこそ問題です。(いわゆる大臣の場合、逮捕には制約がある訳ですが、今回、それを検察が犯した訳でもない。)

すると小沢擁護派は「事情聴取に素直に応じていたのに逮捕したから不当だ」と言い出したりします。これも平民に置き換えても同じで、事情聴取に応じていた者を逮捕してはならないなんて理屈はどこにもない。彼等は選挙で勝ったから舞い上がってしまい、特権意識が芽生えたが故に、「俺達に対して、たかが検察風情が楯突くとは許せん」と脳味噌が沸いているだけでしょう。大体、本人が虚偽記載(不記載)に関しては供述しており、即座に裁判しても有罪が確定的な状況なのに「不当逮捕だ」とか「足利事件がどうのこうの」と持ち出し、まるで冤罪事件であるかのような事まで展開しているのは目茶苦茶過ぎでしょう。


田原総一朗さんは非中立でグルじゃないかって疑う人が多いのですが、私個人は田原総一朗って人は割と気を遣ってもいるように見えました。例によって山際さんがエキサイト、大声でしゃべり出してしまった際、

「そんなデタラメを言うんじゃないよ!」

と一喝した一コマがありました。マジで一発で黙らせる事に成功。

産経出身の山際さんを制したというと、早計するかも知れませんが、山際さんの暴走はクセで、TVタックルで見せるエキサイトシーン以上にエキサイトしてしまい、討論を妨害してしまうので一喝せざるを得ないという局面に見えました。が、田原さんが山際さんを牽制したのは内容にマギレのあった其処だけで数分も経過すると、きちんと山際さんにも時間を割り振るという上手さがあった。国会の議事運営よりも、はるかに上手。田原さんの討論ジャッジについては、昨年の衆院選挙前に福島瑞穂さんの言葉を「ちょっと黙って!」と一喝して遮り、その事が「仮にも一党の党首の発言を遮る田原はけしからん」という批判がありましたが、福島さんの語っていたのは社民党の護憲論であり、明らかにスルーしたい箇所だったのも真実。あんまり公平バカになったら裁けません。ただし、田原さんは小沢問題について、週刊誌に連載しているギロン堂というコラムで小沢事情聴取以前に、《私の持っている情報では、これは『奥さんのカネだ』という事になるらしいから、検察の勇み足だ》とも語っており、小沢擁護に片足を踏み入れてしまっているのも事実でしょう。ですが、田原さんの討論の仕切るテクニックには影は落とされていないと見ます。

かつて田原さんは山本一太さんらに

「自民党は毎年、米国政府からカネをもらってるって事なの?」

と笑顔でカマをかけた事もあるし、民主党に対しても

「鳩山さんからお母さんから貰っていた簿外の資金の使い道はどうなったの? 民主党の議員みんなに配ってたんじゃないの?」

と皮肉を吐く事もあるから、或る意味、公平は維持されていると位置づけています。

田原総一朗さんが政治を動かすなんてことはありえない訳ですが、

「自民党は総理と日銀総裁は会食してたって言ってるよ。鳩山さん、一回も日銀総裁と会ってないみたいじゃない。大塚(耕平)さん、スグに考えた方がいいよ」

なんて「朝まで生テレビ」で語った僅か二日後、ホントに鳩山総理が日銀総裁と朝食をとっていたりして驚かされた事がありました。そういう意味では影響力はホントに大きい。というか、本音としては民主党政権にはホントにノウハウが無いので、テレビ番組の中の助言を政治家自身が持ち帰る事があり、それが間接的にアシストになっているのでしょう。高い理想を掲げれば、マスコミが政治を動かしてはいけないし、世論誘導も困る訳ですが…。頼りない国会議員にハッパをかける事は、咎められないし、むしろサポートしてやらないと国益を損なう可能性もある…。

現在、民主党の安全保障問題は総理の大親友から外交評論家の岡本育夫さんに乗り換えが起きたという。「米軍基地はハワイまで下がれ」等ではあまりにも無理があったので、乗り換えたものと思われますが、それも実はNHKの「日曜討論」で明け透けでしたかねぇ。

となると、実は普天間問題の落としどころは辺野古しかないという事も、薄々、判ってしまう。最初からマニフェストに無理があったのは明白で、何故、保守層が民主党を批判していたのか、あと数ヶ月もすれば判明するでしょう。あまりにも夢想が過ぎ、生半可に世論重視の民主主義をぶち上げてしまった為に、自分たちで煽ってしまった世論の処理に困っているだけだというのが現実なのでしょう。

それらの考慮してみると、一部、強硬な民主党シンパの人たちの

「マスコミは民主党を批判するな。もっと長い目で見守るべきだ」

という言明と、その裏側の心理が見えてくる。ホントは薄氷を踏むような政権運営がなされているのに、それを直視せず「民主党を批判するのは認めん!」という頑固一点張りで、ほとんど宗教になってしまっている。その心情があるが故に、

「小沢さんが悪いんじゃない。検察が悪いのだ」

と、擁護したいものの敵は悪者であるという、奇妙が罷り通ってしまっているのではないでしょうか。

「罪状はなんだ! 不記載と虚偽記載、どっちなんだ!」

なんて理屈は異端の理屈でしょう。憲法論や法律論に置き換え、その虚を突いて、正当性を構築しているものの、政治とカネの問題は、ルールの話ではなく、政治倫理とかモラルの話。倫理を犯していながら「法律的には問題ないじゃないか!」と展開しているようなもので、ルールの解釈論に溺れているようなもの。

最新号の週刊文春で「検察は脱税での立件を狙っているらしい」という主旨の記事がありましたが、この「脱税で…」というシナリオは、昨年末あたりから、週刊ポスト、週刊現代に散見していたものでもある。

まぁ、後は小沢さんの無罪を信じている人、強硬に擁護を展開した人たちを、どう観察してやろうかって局面になっていると思いますけどねぇ。


「朝まで生テレビ」では、大谷昭宏さんが産経新聞の誤報や、読売新聞のリークと思しき記事を取り上げて、実は検察ファッショ論が、またしても再燃させられてしまった。

ですが、ホントにリークなしの捜査は可能だったと思いますぅ?

【リーク】の定義にも触れるところから若狭さんが説明しました。「漏れてしまったというリーク」と、「意図的に洩らしたリーク」とでは全く意味合いが異なる、と。検察ファッショ論を展開する面々は、あたかも検察庁という組織がマスコミと結託して恣意的にリークをしているかのような事を言っていますが、それは読売新聞なども報じたとおり、考えにくい。考えにくいというか、有り得ない。で、市井で基本的に使用されている【リーク】は恣意的に情報をリークするの意味で使用されている訳ですが、若狭さんと宗像さんは、それらを整理した上で、半笑いで

「検察庁が組織として意図的に情報を流すなんて事はありえませんよ」

と応じていました。

マスコミサイドからも検察庁とマスコミが結託しているという事は「絶対にない」と否定している。となると、あらあらあら。検察の暴走でも、マスコミの暴走でもないみたいじゃないかって事になってくる。最初から予想はついていましたが、必死すぎる民主党シンパが敵を作り上げてしまっているだけなんじゃないの? 

国策捜査に苦しめられている? 

不当逮捕?

ハッという、このスタンス。

空気で読めば、大谷昭宏さんがマスコミと検察の《関係性がおかしい》などと主張したので、「検察とマスコミとの関係性が悪いのだ」というあたりを落としどころへ誘導したので、視聴者によっては、

「うん。やっぱり、マスコミと検察が悪いんだな」

と思った人もあるかも知れませんが、内容的に若狭さん一人が小沢擁護軍に勝利してしまったような気がしました。検察とマスコミの関係性に問題があるのだったら、それは検察批判もマスコミ批判も的はずれ。最初から、その《関係性》とやらを俎上にあげるべきですからね。カンタンに触れると、検察庁管轄下の報道に於いて、マスコミは検察から出入り禁止処分されるのが怖いという関係性がある。故に、情報源の秘匿には必死になるし、憶測報道になっているという。それなら、検察に一切の非は問えないし、単にマスコミがだらしないだけの話でしかない。

苦しくなったリーク論争は「検察にも説明責任があるじゃないか!」と小沢擁護派が検察側の説明責任を持ちかけました。すると宗像さんが

「検察が記者会見をしていいんですか? 証拠を握っている検察が記者会見をすると、検察側が有利になるだけでしょう。検察が有利になってしまってもいいのですか?」

と返答していました。検察は記者会見を開かない事が公平性を維持すると解釈しているらしく、これなどは、嘗て月刊誌「WILL」で述べられていた河上和雄さんの検察論とも符合します。


郷原さんは、さんざんワイドショウに出演して検察の暴走だと展開してきてくれましたが、若狭さんが喋りだすと黙って聞くしかなくなってしまう。攻めてみたものの、返されてしまってる。途中からは、今後、検察がどう出てくるのか、検察の行動を問い質そうかのような態度になってちゃってる。何しろ郷原さんの肩書きは現総務省顧問なのだから民主党擁護に決まっている。一連の行動にしても、一つ間違えば、世論に「検察は暴走していてけしからん」と摺りこむ可能性があった訳で、故に若狭さんや宗像さんが登場して、検察OBの立場から検察の正当性を説明したかのよう。この数日間、郷原弁護士が出れば小沢擁護論、若狭弁護士が出れば検察肯定論になっていましたから、両者の対決は待望の一戦、或る意味ではドリームマッチでしたが、結果は呆気ないもので若狭さんの完勝という印象。さしずめ、4ラウンド、KO勝ちといったところでしょうか。

小沢擁護派は「検察の正義を盲目的に信じることは危険だ」なんて、視点をジャンプして原理論というか、ソモソモ論みたいな事を言ったりします。至極、まともは理屈なので騙されるかも知れませんが、日本の検察庁、東京地検特捜部に悪意を見い出せないのが現実でしょう。そうしたの理屈は民度の低い国、政情不安定な国の低レベルの国には当て嵌まるかも知れませんが、ここは日本です。日本の、現在の検察庁には、それに当て嵌まるような重篤な問題点は、どう考えてもない。検察庁の裁量で日本に危機なんて起こっていないし、起こる気配だってない。他方、政治家に自浄能力がなく、テロも禁止されているんだから悪徳政治家に検察権力が切り込むのは必然です。それをしなかったら、それこそ検察は正常に作用していないことになってしまう。

正直、特捜を支持しなきゃ話にならないよなって、思いを強くしましたかね。

ussyassya at 03:57│Comments(4)TrackBack(0)世相・社会 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ー   2010年01月31日 09:37
5 SAPIO (サピオ) 2/17号の『ゴーマニズム宣言』で
「外国人参政権」の恐ろしさが、詳しく描かれています。

漫画なので、一番インパクトがあってわかりやすいと思います。

これが少しでも広まれば、と思っているのですが…。
2. Posted by メロンぱんち   2010年02月01日 01:31
外国人参政権を巡るリスク、それこそお茶の間でテレビを視聴しているタイプの有権者には、まだまだ伝わっていないのが現状ですよね。

先の衆院選でも民主党のポスター貼りに熱心に取り組んでいた在日本韓国民団。民主党と民団との関係をいぶかしむのはテレビのようなメディアだと遠慮があるのかも知れませんが、その虚を突いて、ずるずるとやられては困りますよね…。
3. Posted by エディ・ゲレロ   2010年02月03日 23:55
ブログ読ませてもらいました。面白かったです。

なぜ不起訴になったのでしょうか?
4. Posted by メロンぱんち   2010年02月04日 09:32
エディ・ゲレロさん>
虚偽記載(不記載)に於ける関与・共犯関係の立証が難しいという判断だろうと説明されていますね…。小沢事務所におけるおカネの流れにはかなり疑問が残るので、「脱税」などの疑惑も生じてくるのではないでしょうか。金丸事件だと脱税で後に逮捕になりましたし。

また検察庁が不起訴にしても、市民らが真偽する検察審査会の判断もどうなるか判りませんし。

民主党さんにしてみても、一つの峠を越えたものの、「無罪を勝ち取った」と、まだ喜べていない段階ではないでしょうか。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔