米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で開かれたロサンゼルスオートショー(Los Angeles Auto Show)で撮影されたクライスラー(Chrysler)のロゴ(2009年12月2日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS
【5月4日 AFP】米自動車大手クライスラー(Chrysler)は3日、同社の2007年型「ダッジ キャリバー(Dodge Caliber)」について、米運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration、NHTSA)がアクセルペダルが戻りにくくなるとして調査を開始したと発表した。この問題に関連した事故や被害についての報告はこれまでにないという。
クライスラーはリコール(無料の回収・修理)命令は出されていないことを強調。初期調査の結果、問題は06年3月~4月にかけての5週間に製造されたごく一部の車体に限られているとの見方を示した。さらに、部品メーカー側の技術的問題で、デザインや電気系統の問題ではないと述べ、NHTSAの調査には全面的に協力する姿勢を示した。
クライスラーによると、「ダッジ キャリバー」にはアクセルとブレーキを同時に踏んだ際にアクセルが自動的に緩み、ブレーキを優先する「ブレーキオーバーライドシステム」が採用されているという。2007年型の所有者は、ディーラーでアクセルペダルの点検を受けることができるという。(c)AFP
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