こんにちは、でしょうか。それともこんばんは、でしょうか。 もしかしたらおはようございます、の方もいらっしゃるかもしれませんね。 でもとりあえずはこんにちはでいく事にします。

こんにちは。新藤です。
最後までお読み下さって本当にありがとうございます。 こうやって作家さんの真似事をさせて頂くのも三回目となりました。
気がつけばこの作品を書き始めて二年以上が経ってました。 書き始めた当初はまだ、新劇場版の序が公開されるという事で早くその日が来ないかと ワクワクしていたんじゃないかと思います。
それから完全に二年が経って、色々な事が個人的にもありました。
大学の学部を卒業し、大学院に進学して、ドイツに行き、就活をして……
エヴァでは序が公開され、終には破までもが先日公開されました。 そう考えると二年っていうのは長いなぁ、とつくづく思います。 そしてその間に筆を折る事もなく、ここまで来る事ができましたのも支えて下さった皆々様のおかげです。 本当に感謝の念に堪えません。
正直、何度か止めようと思いました。 上手く書けなくて、書いてても時間が掛かるし疲れるし……
でも決して多くは無いですが、感想を下さった方々の励ましを胸に書き上げる事が出来たのは ちょっと位は誇ってもいいかなと思ったりしてます。 それ位は許してね?



さて、本作品ですが、非常に自己満足度が高い作品になってます。メアリー・スーです。
本編再構成、と位置付けてますが、基本的な流れは原作と同じです。 なので面白味にかける所が多々あると思います。
書いてる時の意識としては、エヴァの原作をよく知らない人にも楽しんで頂ける様に、と考えてました。 言ってしまえば勝手にノベライズ、みたいなもんです。 原作には全てにおいて全く及びませんが。
ですので描写も出来る限り詳細に書き、結果、一話一話が長くなってしまいました。 でも妥協も出来ればしたくなかったので、文才の無さをヒシヒシと感じながらダラダラと書き続けました。

作中、シンジは十七歳、ミサトさんは二十五歳と原作より二人の年齢差を小さく設定しました。 これはシンジの内面を描く上で中学生だと幼すぎるというのと、 性描写を描くために中学生と三十歳手前だと違和感があったためです。 アスカにしてもそうですね。まあ、やってる事は高校生でも問題っちゃあ問題なんですが。
それで、シンジなんですが結構私という人間を投影させています。多分半分くらいは私で、 そういう意味でもメアリー・スーです。 おまけに思想は中二病的で、作者の低脳さが眼に見えて分かるってもんです。
でも私は書きたかった。 エンタメ性なんてものは無視しました。 自分の気持ち悪さを前面に押し出して、それによって自分も成長出来たらいいな、と変な期待を持ちつつ書いていました。 書き終えた今、本当に進歩したのか、それとも退化したのか。 判断はつきませんが、とりあえず自分の中ではちょっとだけ進歩したんだと信じています。

原作でも当時は話題になったストーリーの謎についてですが、 一応広げた風呂敷は畳んでしまったつもりです。 原作とはちょこちょこと変えつつ書きましたが、もしかしたら畳み切れて無いかもしれません。 その時は暇な時にでも読み返して、アレコレと妄想を膨らまして頂ければ無上の喜びです。 (単に書きなおすのがメンドイ、というのは触れない方向で)

それとは別に心配なのは、キチッと書きたい事、表現したい事が書けたかどうか。
最終話の最後の方とか勢いで書いてしまった感があるのでちょっと、いや、大分怖かったりします。
言葉足らずで中途半端な印象になってしまわないかが不安で、だけど読み直すのが怖いから読み直さない。 きっと大丈夫さ、と希望(むしろ願望)を持っています。 上手く書けてるといいなぁ……


なんやかんやと取りとめもなく思い浮かぶままに書き連ねてきましたが、ネタ切れです。 きっと書き終えた後に「そういえばアレについて書いてねー」とか思うんでしょうが、 そこはちょこちょこ書き加えていくかもしれません。
ただ最後に願うのは、これを読んで下さった方の記憶の片隅にでも、こんな作品書いた奴が居たなぁ、 と残ってくれれば、という事でしょうか。 やっぱ最初から最後まで空気っていうのも寂しいので。

それではこの位でキーから手を離す事にします。
改めてここまで目を通して下さった方に深く深く感謝致します。 そしてまた何処かでお会い出来る事を楽しみにしつつ失礼致します。




09.08.21
著者しるす













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