憲法記念日の3日、日本青年会議所長崎ブロック協議会は「国民参加型憲法タウンミーティングin長崎」を大村市幸町の同市コミュニティーセンターで開き、市民約130人が参加した。
憲法改正手続きを定めた国民投票法の18日施行を前に、護憲や改憲など多様な立場から議論しようと開催、民主党参院議員の犬塚直史氏と弁護士の西村隆志氏がパネリストを務めた。
9条について西村氏が「テロの脅威に世界がさらされる中、日本だけが専守防衛と言っても通らない」と改正論を展開。犬塚氏は改正に反対の立場から「交戦権のない自衛隊こそ中立組織としてハイチ大地震など大規模災害に対応できるようにすべきだ」と述べた。
=2010/05/04付 西日本新聞朝刊=