2009年3月01日
DVDコピー・バックアップ小技全集 >> 番外編 >> お奨めライティング方法
DVD再生プレイヤーは ファイルをファイル名称では無くセクタ位置で管理していますが、ファイルの順序が合っていなかったり、不要なセクタが存在すると、正常な再生に支障を来たします。現在のライティングソフトでは上記の点に十分配慮した仕様になっていますが、中には不要なセクタを入れてしまったり、逆に必要な空白セクタを取ってしまったりするソフトも存在しており、DVDプレイヤーで再生出来ない一因になっているようです。
ライティングソフトは、各メーカーから様々なものが販売されていますが、わざわざお金を出さなくても、DVDの再生に配慮したすばらしいライティングソフトが存在します。ここではサイト管理人のお奨めとしてDVDDecrypterの後継ソフトでもあるImgBurnを紹介します。
ImgBurnは、イメージファイル(ISOファイル)のライティングに加え、DVD-Videoファイルのライティングにも対応。また、ファイルシステムUDF2.5/2.6が扱える為、Blu-rayのライティングも可能な多機能ソフトです。
この頁で必要なソフト
・ImgBurn | 【フリーソフト】 | ライティングに使用します。 | ダウンロードページへ |
ライティングするファイル形式
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イメージファイルとは、DVDディスク内のファイルシステムの完全な内容と構造を1つのファイルに格納したデータを指します。
イメージファイルは、拡張子の異なる様々な種類が存在しますが、DVDのコピー用途ではISOファイルが有名です。
DVD DecrypterのISOモードでリッピングした場合は、ISOファイルと同時にISOをコントロールする為のMDSファイルも同時に作成されます。
DVDShrinkで圧縮する際に「出力先デバイスの選択」で「ISOイメージファイル」を選んでもISOファイルを作成する事ができます。単一のファイルとなりライティングの際にフォルダ階層を意識する必要もなく、初心者にお奨めの形式です。
このISOファイルをImg Burnでライティングします。4.7GBのメディアを使う際は、4.37GB以下でないとライティングできませんので注意が必要です。
1.DVD-RブランクメディアをDVDドライブにセットします。
2.ImgBurnを立ち上げ、「Write image file to disc」を選択します。
「Write image file to disc」は、ハードディスク上のイメージファイルをライティングするモードです。
3.フォルダアイコンをクリックしてハードディスク上のMDSファイルを選択します。ISOファイルを選択してもかまいません。左図の例では、\DVD KOWAZA.ISO」指定しています。
4.プルダウンメニューからブランクメディアをセットしたDVDドライブを選択します。
5.ライティングボタンをクリックするとライティングが開始されます。
6.ライティングが終了すると「Operation Successfully Completed!」のメッセージが表示されます。
以上の簡単な作業でライティングが完了します。
PowerDVD等のプレーヤーソフトで正常に再生できるか確認して下さい。再生できる事を確認したらISOファイルを削除して完了です。
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DVD-Video形式というのは、左図のように、「VIDEO_TS」フォルダの中に、IFOファイルや、VOBファイルで構成されたファイル郡の事を指します。
DVD Fab HD Decrypterでリッピングした場合や、DVD Shrinkで圧縮する際に「出力先デバイスの選択」で「ハードディスクフォルダ」を選ぶと左図のようなファイルになります。
このDVD-Video形式ファイルをImgBurnでライティングします。
DVD-Rを使用する場合、VIDEO_TSフォルダのファイルサイズは「4.37GB以下」の必要がありますので 注意して下さい。
1.DVDドライブに「DVD-R」または「DVD+R」メディアをセットします。ImgBurnを立ち上げると、左図のメ ニューが表示されますので、「Write files/folders to disk」をクリックします。
「Write files/folders to disk」は、ハードディスク上のデータファイルをライティングするモードです。
2.図のフォルダーアイコンをクリックしてライティングするハードディスクのフォルダを選択します。
3.フォルダの参照画面が出てくるので、「VIDEO_TS」フォルダの一つ上の 階層のフォルダを選びます。
左図の例では、「DVDkowaza」フォルダを選択します。
DVDに、「AUDIO_TS」と「VIDEO_TS」と2つのフォルダがライティングされます。「AUDIO_TS」は空のフォルダですが、規格上無くても問題ありません。
4.ライティング先を指定します。「Output」から「Device」を選択します。(下のアイコンをクリックしてもDeviceを選ぶ事ができます。
Destinationに、自分のPCドライブが表示されます。
5.電卓ボタンをクリックすると、「VIDEO_TS」フォルダ内のDVD Video情報を解析し、Image infomationの欄にファイルサイズやセクタ情報が表示されます。
6.右側のメニューから「Device」を選択します。SettingsのWriteSpeedで、ライティング速度を選択します。通常はAUTOで大丈夫ですが、高速で書き込んだ品質が心配な場合は、4倍速程度に落としてもいいでしょう。
7.メディアが「DVD+R」「DVD+R DL」の場合のみクリックしてメディアのブックタイプを変更します。
メディアに「DVD+R」「DVD+R DL」を使用する場合はDVD-ROM化が可能です。
お使いのDVDドライブのメーカー名のタブから、メディアのタイプを指定し、NewSettingをDVD-ROMにし、最後に「Ckange」をクリックします。
DVD-ROM化する事で、DVDプレイヤーがDVD+R系メディアを「DVD-ROM」と認識するようになります。
プレイヤーはメディアのタイプが判別できないと、未知のメディアとして再生不可になるものがありますが、こうした仕様のプレイヤに対する再生互換性が高まります。
ほとんどのドライブは、ImgBurnで設定しなくても+Rメディアを強制的にDVD-ROMに変更します。
8.Optionタブに移ります。FileSystemに「ISO9660+UDF」が表示されていることを確認します。デフォルト設定で表示されていると思います。
9.Labelsタブに移ります。Volume Labelを記入します。名称は任意でいいですが、英数大文字にしておくのが良いでしょう。
映画等の題名を入れておくと、PCのマイコンピュータからドライブを見たときに、一目でなんの映画のDVDが入っているか確認できて便利です。
10.上記の設定がすんだら、ライティングボタンをクリックします。
このボタンが押せない場合は、DVDドライブがライティングに対応していない可能性が高いです。
ライティングボタンを押すと左図のDVD情報が表示されます。
ファイルとフォルダが何個か、ファイルシステムは何か、ファイルサイズとセクター容量はいくつか、再度確認して「OK」をクリックするとライティングが開始されます。
ライティングが終了すると、左図のように「Operation Successfully Conplated!」表示されます。
以上で、DVD-Videoのライティングが終了しました。
ライティングしたDVDが正常に再生できるか確認して下さい。
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