2010年5月 4日
古地図で見る中之島の変遷 大阪・淀屋橋で企画展
大阪市北区の中之島の変遷を古地図でたどる企画展が、同市中央区今橋の淀屋橋odona2階の展示コーナー「アイ・スポット」で開かれている。橋や川、建物などが織り成す独特の景観をもつ「中之島」がどう形作られてきたのかが分かる展示となっている。
同コーナーは、まちづくり情報の発信拠点として平成20年5月に市が開設。
今回は、堂島川と土佐堀川にはさまれた独特の地形をもつ中之島の変遷。江戸時代の4枚の古地図(市立図書館蔵)や写真を並べ、治水工事、土地開発の様子や街並みの近代化などを検証した。古地図からは、土地開発が進み、橋の設置などで街並みが整えられていく様子が確認できる。
このほか、会場のビルの敷地内にあった愛日小学校(1872~1990年)の写真や、市のメーンストリート、御堂筋を飾る29体の彫刻の写真などの常設展示も行われている。
企画展は5月末まで。開館時間は午前11時~午後9時(日曜・祝日は午後8時まで)。入場無料。問い合わせは大阪市開発調整部開発計画担当(電話06・6208・7824)。
【写真説明】中之島の変遷を伝える江戸時代の古地図などが並ぶ企画展=大阪市中央区
(2010年5月 4日 09:52)
Category:暮らしと文化
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