百人一首かるた県王座へ表情真剣 徳島城博物館、4部門21人競う 2010/5/4 14:53
百人一首競技かるた徳島県王座決定戦が3日、徳島市内の徳島城博物館であった。小学4年生から73歳までの計21人が上級者、初級者、初心者、小学生の4部門に分かれて競った。
参加者は、並んだ札を真剣に見つめ、15分後に競技を開始。読み手が上の句を読み始めた途端、下の句の札を取ろうと畳をたたく音が響いた。
小学生の部で優勝した助任小6年の永井伶奈(れな)さん(11)=同市助任本町1=は「対戦相手が強かったので、優勝できてうれしい」と喜んでいた。
同館の子ども体験学習事業の一環で、4日は投扇興(とうせんきょう)王座決定戦、5日はお殿様やお姫様に変身できるイベントがある。【写真説明】真剣な表情でかるたの札を取り合う参加者=徳島市内の徳島城博物館