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2009/12/19 中国 あせる!磁石のいらないモーター小型化成功、中国レアアースの状況
という、最新の中国の記事を読んだばかりだった。特にモーターなどに必要な磁石材料ネオジム(Nd) ジスプロシウム(Dy)をがっちりと中国が握り、世界の優位に立とうと大掛かりな投資をすでに行い、生産の為に起きる公害も地下水汚染問題も後回しだと言う記事だった。何せ日本は世界の50%のレアアース(希土類)を消費し、ほとんど中国からの輸入で、中国は世界の産出量の90%を握っており、すでに価格が2~3倍になりつつあるという。そこに出てきたニュースが、、。 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京理科大学 科学技術交流センターは12月16日、東京理科大学の千葉明教授が、磁石を使わない ハイブリッド車用モーターを開発したと発表した。
.中国REE(レアアース)産業が抱える四つの問題点 『2009~2015年レアアース工業発展計画改訂(案)』の概要 より 参考資料:中国新エネルギー車の動向 大和総研2009.10.15 参考資料:レアアース(希土類)の動向 2009年8月~10月 東芝、住友商事、レアメタルでカザフスタンに進出 2009年12月14日:トヨタは計画を前倒しにしてプラグイン・ハイブリッド車(PHV)、走行距離の短い電気自動車(EV)を、2011年に一般消費者向けに販売すると発表。トヨタでは全世界で年間数万台以上のプラグイン版プリウスを販売したい考えだ。トヨタが方針を変えた理由の一つは、日産の「リーフ」(Leaf)、GMの「ボルト」(Volt)、そしてテスラの「ロードスター」(Roadster)を巡る盛り上がりが消費者が電気自動車を欲していると判断したようだ。プリウスPrius(HV)で大きな成功を収めた(プリウスもモーターで発電した電力で動く)は、様子見を決め込んで後れを取るより、先に進んでいく決断を下したことになる。過去ブログ:リチウム資源とリチウム電池研究 参考ブログ:HV、PHV,EBの動向2009年12月 EV量産体制に入った中国 外部記事:独自の鉄電池:リチウムフェライト電池量産に入った中国BYD 注:SRMタイプのモーターは、ネオジム磁石などの永久磁石が不要で、ブラシや整流子もないため安価で耐久性が高い。高速回転に適し、新幹線や高速エレベータ、産業用機械、洗濯機などですでに利用されているが、車用には小型、軽量化が最大の問題だった。自動車の大事な部品である以上、効率が良く安いものが一番求めれるだろう。これが製品化できれば応用範囲は無限大だろう。 トラックバックこの記事のトラックバックの URL は次のとおりです。 http://nappi10.spaces.live.com/blog/cns!39E8451829AE7F4!19279.trak この記事を参照しているブログ
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