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奈良一機・元福井市副市長が用水内で死亡

2010年05月03日

2日午前10時35分ごろ、福井市南四ツ居1丁目の用水(旧荒川)内に男性がうつぶせで倒れているのを通行人が見つけ、119番通報した。男性は搬送先の県立病院で死亡が確認された。福井署は男性の身元を元福井市副市長で現・ふくい市民国際交流協会長の奈良一機さん(69)=同市上北野1丁目=と確認した。
 同署によると、現場は奈良さんの自宅から西へ約350メートルにある「天神橋」の下流。着衣に乱れはなく、財布なども身につけたままで、目立つ外傷もないことから、奈良さんが誤って用水に転落した可能性があるとみている。
 奈良さんは市財政部長などを経て、99年4月から7年間副市長(助役)を務め、JR福井駅前再開発事業で地権者との交渉を担った。06年3月末に退職後は市特別顧問(非常勤特別職)や市立郷土歴史博物館長を務めた。現在は福井市国際交流協会から組織変更した「ふくい市民国際交流協会」会長と、福井市シルバー人材センター理事長に就いている。

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