2010年 5月 3日 |
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各地で最高気温 GW後半もにぎわう
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3日は晴天に恵まれ、絶好のお出かけ日和となりました。岡山・香川の各地で今年の最高気温を記録しました。倉敷美観地区を流れる倉敷川をのんびりと進む川舟。乗っているのは白無垢姿の花嫁さんです。倉敷市中心部を会場に2日から始まったイベント、「ハートランド倉敷」の行事として「瀬戸の花嫁川舟流し」が行われました。尺八の調べが雰囲気を盛り上げ、舟が近付くと、川沿いを埋め尽くした大勢の観光客からは歓声が上がっていました。「瀬戸の花嫁川舟流し」は4日も午後1時半と午後2時半の2回行われます。一方、岡山市では花と緑に親しんでもらおうというイベント、西川緑道まつりが開かれました。メーン会場となる下石井公園では、花の種が無料で配られた他、花や野菜の苗が市価よりも約2割安く販売されました。3日は強い日差しが降り注ぎ、気温がグングン上昇。最高気温は高梁市で27.6度、岡山市と津山市が27.3度など、多くの地点で夏日となり、今年最高を記録しました。気象台によりますと4日もよく晴れて暑くなりそうです。
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5月3日は憲法記念日
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5月3日は憲法記念日です。岡山市と高松市で憲法について考える催しが行われました。岡山市では憲法を護る立場の市民団体で作る実行委員会が県民の集いを開き、約300人が参加しました。会では経済同友会終身幹事で憲法を護る活動を行っている品川正治さんが「戦争・人間・そして憲法9条」と題して講演しました。この中で品川さんは、自らの戦場体験をもとに戦争の悲惨さと憲法9条の必要性を訴えました。施行から63年を迎えた憲法を巡っては、改正手続きを定めた国民投票法が今月18日に施行されます。憲法改正への法的条件が整う中、今後、憲法のあり方についてどのような議論が行われるのか注目されています。一方、高松市では国民投票法の施行に向け憲法に対する議論を深めてもらおうとタウンミーティングが開かれました。これは日本青年会議所が全国一斉に開催したもので、市民約200人が参加しました。初めに香川大学の新井信之教授が現在の憲法の成立の背景や歴史などについて講演したあと、パネルディスカッションが行われました。パネリストには香川県選出の3人の国会議員も参加し、「64年間何も決まっていなかった憲法改正手続きの規定が出来たのは意義深い」、「今後憲法に対する議論を呼び起こして行くことが必要」、などといった意見が出されていました。会場では憲法に関するアンケートも行われ、結果は今月18日、東京で発表されることになっています。
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300年以上の歴史 真鍋島で走りみこし
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300年以上に渡り笠岡市の真鍋島に伝わる勇壮な祭り、「走りみこし」が3日、行われました。猛スピードで駆け抜けていくみこし。1体約100キロで、輿守と呼ばれる8人の男が担ぎます。笠岡市の真鍋島に300年以上続くこの祭りは島の漁師たちが大漁を祈願して行うもので市の重要無形民俗文化財に指定されています。過疎化が進む真鍋島。担ぎ手24人のうち島に住むのは2人です。そのため島から出た若者が多く帰省するこの連休に開催日を変更することで伝統行事を守っています。3日は島民の6倍以上にあたる約2000人の観光客が訪れました。離島で300年以上続く伝統行事、走りみこし。島が熱く盛り上がる祭りはまた来年へと受け継がれます。
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高松市で殺人事件 息子の殺害容疑で父逮捕
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高松市の住宅で殺人事件です。3日午後、息子の首を絞めて殺害したとして70歳の無職の父親が殺人の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは高松市西春日町の無職、山本進容疑者(70)です。警察の調べによりますと山本容疑者は3日午後1時20分ごろ自宅で次男の昇さん(40)と口論となり、昇さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれています。昇さんの兄からの通報を受け、現場に駆けつけた警察官が家の中で倒れていた昇さんを発見し、近くにいた進容疑者から事情を聞いたところ犯行を認めたため進容疑者を殺人容疑で逮捕したということです。警察では遺体を司法解剖し詳しい死因を調べるとともに犯行の状況や動機などについて捜査することにしています。
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