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憲法のあり方考える 憲法記念日人吉、熊本で集会憲法記念日の3日、県内でも、様々な立場から憲法のあり方などを考える集会が開かれた。 人吉市の人吉カルチャーパレスでは、「憲法タウンミーティング」(日本青年会議所九州地区熊本ブロック協議会主催)があり、県内各地から参加した約150人が18日に施行される憲法改正の国民投票法などについて考えた。 2007年に成立した国民投票法は、原則18歳以上の国民を投票権者とすることなど憲法改正のための具体的な手続きを定めている。基調講演では、鈴木桂樹・熊本大法学部教授が同法の施行を踏まえ、「国民一人ひとりが憲法について考え、判断し、意見を述べる時代になった」と述べた。 続いて、法学博士の竹内重年氏、中垣秀夫・元防衛大教授らがパネル討論。現憲法について中垣氏は「時代の変化に応じて見直す必要がある」と主張。竹内氏は「憲法の内容をよく知った上で守る努力をすべきだ」などと呼びかけた。 熊本市の崇城大学市民ホールでは、「第28回憲法をまもる熊本県民のつどい」があり、琉球大法文学部の高良(たから)倉吉教授(62)が「沖縄の歴史からみた基地・安保・憲法」をテーマに講演した。 熊本学者文化人の会など17の市民団体でつくる実行委員会の主催で、約170人が参加。高良教授は、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について「日本国民全員の問題。憲法を基礎に国民が様々な角度から考え、将来の道筋をつける作業が必要」などと訴えた。 集会の最後には、九州ルーテル学院大2年、森麻里恵さん(19)が「憲法9条を高く掲げ、草の根の力を結集していく」と宣言した。 参加した同市八景水谷、上村文男さん(81)は「貴重な意見を聞くことができて良かった。全国的に日米安保を見直す運動が必要になると思う」と話した。 (2010年5月4日 読売新聞)
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