ベルトを肩に掛け、サングラス姿で会見する西岡=東京・神楽坂の帝拳ジム(撮影・出月俊成)
4度目の防衛に成功したWBC世界Sバンタム級王者・西岡利晃(33)=帝拳=が1日、東京・神楽坂の帝拳ジムで会見し、世界進出の野望を口にした。V5戦は同級1位ランドール・ムンロー(英国)との指名試合が有力だが、西岡は「条件さえよければイギリスに行ってもいい。ワクワクしますね」と、アウェーでの防衛戦を歓迎した。
前夜、世界王座から陥落した長谷川についても言及。「悔しいと思うけど、まだ29歳。体を休めたらやりたくなると思うし、必ず雪辱してほしい」とエールを送った。
日本ボクシング界のエースを自覚しているという西岡は「これからはインパクトのある試合をしていきたい。圧倒的な試合をしていきたい」と意気込みを語った。
(2010年5月1日)