笑顔でポーズを決め登場する浅尾美和(撮影・会津智海)
「ビーチバレー・JBVツアー東京OP・第2日」(2日、お台場海浜公園)
浅尾美和(24)=エスワン=と西堀健実(28)=フリー=が日本代表の座をかけて初激突する。浅尾、草野歩(24)=エスワン=の“浅草ペア”は2回戦で楠原千秋(34)、三木庸子(33)=ともにフリー=にフルセットの末、勝利。準決勝の相手は敗者復活を勝ち上がった浦田聖子(29)=フリー、西堀組となり、上位2チームに与えられるアジア大会(11月、中国・広州)代表を“元妖精ペア対決”で争う。推薦出場の菅山かおる(31)、浦田景子(32)=ともにWINDS=組は敗者復活1回戦で浦田聖、西堀組にストレート負けを喫した。
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準決勝進出を決めた浅尾は、関門となる次の相手に闘志を燃やした。「タケさん(西堀)には絶対負けません」。アジア大会代表の最低条件となる決勝進出は、旧妖精ペア相方決戦となった。
4月末の練習試合では1‐2で敗れている。浅尾は「普段通りでいきたい」と平常心を条件に挙げ、草野は「大丈夫です」と自信を口にした。
別ブロックでは同級生の尾崎(湘南ベルマーレ)、金田(上越マリンブリーズ)組が準決勝進出。浅尾は「決勝で同級生対決をしたい。私たちの世代が強くなれば、日本のレベルも上がる」。ビーチ界世代交代へ、妖精対決を突破する。
(2010年5月2日)