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◆プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王座戦 名城信男―ウーゴ・カサレス(8日・大阪府立体育会館)名城が盟友の敵討ちを果たす。V3戦を8日に控えた王者・名城信男が2日、大阪市内のジムで公開スパー。4月30日に王座陥落した長谷川から1日に勝利を願うメールが届いたことを明かし、「改めて負けられない。倒してやります」と闘志。モンティエルの同僚で再戦となる挑戦者カサレスの返り討ちを誓った。
長谷川ショックを振り払う。自宅でテレビ観戦した名城は何よりも王者対決で盛り上がる会場の雰囲気に感動した。「シビれたし、かっこよかった。自分にとってもあこがれの舞台」。今回の試合前は2度のスパーで日本とメキシコの対決に共闘していた。長谷川から受け取った「勝ってくれ」というメールに燃えないわけにいかない。
カサレスは4月30日に都内でモンティエルの勝利を見届けてから大阪入り。「余裕みたいですけど、試合でギャフンと言わしてやりたい」と言い放ち、2回の激しいスパーを披露した後は「後半にKOで仕留めたい」と前回(昨年9月)のドロー防衛の決着をつけることを宣言。日本勢の2連敗が許されないことは分かっている。
(2010年5月3日10時47分 スポーツ報知)