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プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで、前王者・長谷川穂積(29)=真正=を4回TKOで破った新王者のフェルナンド・モンティエル(31)=メキシコ=の陣営が2日、長谷川が希望する再戦を容認する構えを示した。試合後に右あご骨折が判明した長谷川の回復次第だが、年内の再戦開催を目指す。今後リハビリに取り組む前王者にとって目標ができたことは、この上ない吉報といえそうだ。
衝撃の敗戦を喫した長谷川に、リベンジのチャンスが浮上した。モンティエルが初防衛に成功した場合のV2戦の対戦相手として、長谷川を“指名”してきた。
モンティエル陣営のプロモーターを務めるフェルナンド・ベルトラン氏(40)は都内で取材に応じ「2人とも実力的に等しく、試合は互角だった。結果的にモンティエルはラッキーだったが、長谷川には再戦をさせるべきだ」と語った。3日に帰国する本人もこの意向を了承しているという。「1度、防衛戦を行う」(ベルトラン氏)予定で、別の関係者によれば、9月にWBO世界バンタム級暫定王者・モレル(プエルトリコ)との統一戦計画などが挙がっている。
長谷川は試合直後から「できれば再戦したい」と意欲を見せていた。一方で、試合中に左フックを食らった影響で右あごを骨折していたことが判明。連休明けの手術も検討され、しばらくはリハビリが必要となるが、新王者の「再戦OK」で長谷川の復帰への意欲が高まるのは間違いない。真正ジムの山下正人会長(48)は「我々が再戦と言っているだけでなく、相手も前向きならば朗報」とコメントした。
本格交渉は長谷川の回復経過も関係するが「長いブランクを考えていない」(山下会長)状態で、長谷川の世界戦をプロモートする帝拳ジムの本田明彦会長(62)は「複雑骨折ではなかったと聞いている。秋頃には(復帰は)大丈夫ではないか」と見通しを語った。ベルトラン氏は「交渉次第だが、試合地は米国やメキシコ、日本が考えられる。再戦なら年内にも開催したい」としている。
長谷川の再起ロードに輝きが出てきそうだ。
(2010年5月3日06時02分 スポーツ報知)
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