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浅尾“元カノ”に勝利狙う/ビーチバレー

ダイビングレシーブでボールを跳ね返す浅尾(撮影・栗山尚久)
ダイビングレシーブでボールを跳ね返す浅尾(撮影・栗山尚久)

<ビーチバレー:アジア大会代表選考会兼国内ツアー東京オープン>◇2日目◇2日◇東京・お台場海浜公園

 “浅草”ペアが初の日本代表に王手をかけた。浅尾美和、草野歩(ともに24=エスワン)組が、楠原千秋(34)三木庸子(33)組を21-14、16-21、15-13のフルセットの末に破り準決勝に進出。3日に、アジア大会(11月・中国)代表の座と決勝進出をかけ、昨年までコンビだった西堀健実(28)のペアと対戦する。勝てば、続いて行われる決勝で、浅尾自身として初のツアーVもかかる。

 初の「日の丸」を目前に、浅尾の前に昨年の相棒が立ちはだかる。約3年半、国内だけで27大会をともに戦った西堀との準決勝対決に、浅尾は「絶対に負けない」と言い切った。世代交代に目を向けている。すでに決勝の対戦相手に興味津々。「ベテランの人(の優勝)が多かったので、同世代での決勝を戦いたい」と、準決勝を飛び越えて、24歳と同年齢の金田、1歳年上の尾崎のコンビとの決勝を熱望した。

 この日の浅尾組は、粘り強さを見せた。第2セットの中盤で、浅尾が1回、草野が2回と続けてドリブルの反則を取られた。第1セットを快勝し、流れが傾いていただけに、草野は主審に猛抗議。「選手と審判で(反則に対する)理解が違う」。浅尾も加勢し、キャプテンの役割をしっかり果たした。リズムが乱れて第2セットは落としたが、最終セットは立て直し、接戦をものにした。

 初の日本代表、ツアー初Vに向けて、おぜん立てはそろった。しかし、西堀への思い以外は、あくまでも冷静だ。「いつも意識しすぎて空回りしてきた。落ち着いてやれば、点も取れてセットも取れて、勝ちにつながる」。昨年まで、勝ったときに必ず出ていた勝利のポーズも、今年は封印するほど集中している。

 大会直前の4月27日、西堀組と初めて練習試合を行い1-2で敗れた。今大会はまだ負け知らずだが、その雪辱のためにも「万全の態勢で挑みたい」と気を引き締める。12年ロンドン五輪出場という夢につなげるため、まずはアジア大会代表切符、そしてツアー初優勝と、道をつなげたい。【吉松忠弘】

 [2010年5月3日10時10分 紙面から]


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浅尾美和







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