清志郎さん聖地「たまらん坂」にファン続々…

　ロック歌手、忌野清志郎さんが亡くなって１年になる２日、ＲＣサクセションの代表曲「多摩蘭坂」のモデルとなった東京都国立市のたまらん坂や、通っていた高校があった日野市にもファンが続々と詰めかけた。

　同坂はＪＲ中央線国立駅南口から約１キロに位置し、清志郎さんの実家にも近いことからファンにとっては“聖地”的存在。花を手向けたり往年の名曲をギターで演奏する人の姿もあった。中野区の女性（４０）は「清志郎さんをイメージしてヒマワリを選びました」と涙ぐんだ。

　国立駅前では午前中、幼少期から付き合いのあった森田豊彦さん（６９）がゆかりの地を描いた「きよしくん（本名）マップ」５００部を無料配布。駅周辺では地図を手に散策するファンが多く見られた。

[ 2010年05月03日 10:44 ]