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【サッカー】

W杯招致、22年に一本化 11日の招致委で正式発表

2010年5月4日 00時13分

 【チューリヒ(スイス)共同】日本サッカー協会の犬飼基昭会長は3日、日本が招致していた2018、22年ワールドカップ(W杯)について、今後は22年大会開催に絞って活動していくことを明らかにした。W杯日本招致委員長を務める同会長は「11日の招致委員会会合で皆さんに説明してから正式発表する」と述べた。

 日本は18、22年の両大会に立候補していた。犬飼会長は22年に絞った理由を「18年は、何が何でも欧州に戻したいという意識が(国際サッカー連盟に)ある」と明かした。

 犬飼会長はこの日、招致活動の一環で、川端達夫文部科学相とスイスのチューリヒにある国際サッカー連盟(FIFA)本部を訪ね、ブラッターFIFA会長と会談した。鳩山由紀夫首相からの親書を手渡したという川端文科相は「ブラッター会長には、18年は欧州の激戦なので22年への一本化は賢明な選択だと言われた。Jリーグ運営やFIFAへの日本企業の貢献度などを評価していただいている」と話した。

 両大会の開催地は12月のFIFA理事会で決定する。

 

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