NHK広島県のニュース　広島放送局

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平和憲法の大切さ訴え

憲法記念日の３日、平和憲法の大切さを訴える市民グループの集会が広島市で開かれました。
集会は広島の市民グループが主催して広島市中区の原爆ドーム前で行われました。
市民グループのメンバーはまず、平和憲法について考えるきっかけにしてもらおうと道行く人に「憲法９条を変えますか？変えない方が良いですか？」と呼びかけ、賛成と反対の欄に分かれたパネルにそれぞれの考えに従ってシールを貼ってもらいました。
９条を変えることに反対する欄にシールを貼った広島市に住む７０代の女性は「戦争を経験しているので、絶対に平和憲法を守るべきだと思う」と話していました。
一方、９条を変えることに賛成の欄にシールを貼った広島市の大学生は「北朝鮮のこともあるし、実際に軍隊を持っているのだから変えるべきだと思う」と話していました。
このあと、集会に参加した市民グループの人たちがそれぞれマイクを握り、「オバマ大統領のプラハ演説以降、国際社会が平和へのうねりを強める中で唯一の被爆国の日本は平和憲法を維持しその理想を広めていくべきだ」と訴えていました。

05月03日　19時20分

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