女子高生殺害2年“情報提供を”
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女子高生殺害2年“情報提供を”

5月2日 12時55分

愛知県豊田市で高校1年生の女子生徒が殺害された事件から2年になるのにあわせ、警察が現場近くでチラシを配って、犯人の逮捕につながる情報の提供を呼びかけました。

おととし5月、愛知県豊田市で、自転車で帰宅途中だった高校1年生の清水愛美さん(当時15歳)が、首に粘着テープを巻かれるなどして殺害されました。およそ12キロ離れた川のそばで清水さんのショルダーバッグが見つかり、警察は、犯人が車かオートバイを使ったとみて捜査しています。事件から2年となる2日、警察は現場近くの交差点で情報の提供を呼びかけるチラシをドライバーなどに配りました。これまでの警察の調べによりますと、現場からは粘着テープやタオル、それに荷物を縛るのに使うプラスチック製のベルトが見つかっています。このうち、ベルトは年間およそ2000本が全国で販売され、事件の1か月前、豊田市内のホームセンターで粘着テープといっしょに購入した男がいたということです。警察は遺留品の流通ルートをさらに調べるとともに、犯人の逮捕につながる有力な情報を提供した人に最高で300万円の懸賞金を支払うことにしています。捜査本部のある豊田警察署の榊原光隆署長は「事件が徐々に風化しているのは否めないが、解決のためにも、どんなささいな情報でも寄せてほしい」と話しています。