大分県竹田市の県立高校で、1日、柔道の合同合宿中の17歳の男子高校生が、投げられて頭を打って意識がなくなり死亡しました。
警察によりますと、1日午後3時ごろ、大分県竹田市にある県立竹田高校で、柔道の合同合宿に参加していた、大分県立大分工業高校3年の上原岳洋さん(17)が、けいこ中に投げられて意識がなくなりました。上原さんは病院に運ばれましたが、およそ9時間後に死亡しました。竹田高校によりますと、柔道場では、当時、大分県内の7つの高校から、あわせて45人が参加して、2泊3日の予定で柔道の合同合宿が行われていたということです。上原さんは、生徒どうしのけいこ中に投げられて畳で頭を強く打ち、一度は立ち上がりましたが、その直後に「気分が悪い」と言って座り込み、そのまま意識がなくなったということです。警察で当時のけいこの状況や、亡くなった原因を詳しく調べています。