【BLOGOSまとめ】話題になった記事・海外編
2010年05月03日11時30分 / 提供:BLOGOS編集部
今年配信されたブログエントリーの中で、話題になった5つの記事をピックアップしました。
グローバル資本主義だけが世界を平和にし、世界の貧困問題を解決できる ―米軍ヘリによる民間人誤射殺の映像から考えた事
金融日記―――藤沢数希
…Newsweek等で報道された米軍による民間人誤射事件と、アメリカの“正義感”などについて。
中国のない世界
404 Blog Not Found―――小飼弾
…Google撤退に絡めて分析した「中国」という国の特徴や現在抱えている問題、先進国から見た「労働力」の価値観について。
アングロサクソンは「食文化」がないから反捕鯨に走る?
木走日記―――木走正水
…なぜ欧米で反捕鯨の意見が多数を占めるのか、日本の食文化や魚などに対する価値観の違いなどについて。
アフリカが発展しない理由
Chikirinの日記―――Chikirin
…アフリカに存在する国の多くが援助を貰っている理由や、アフリカ各国の内情、貧困層にまで支援が行き渡らない理由について。
【佐藤優の眼光紙背】中国による日本人に対する死刑執行にボイコットで対抗せよ
眼光紙背
…法人に対する死刑執行と、岡田外相の対応についての批判。
関連ニュース
・ヘリによる民間人殺害:現場にいた兵士にインタビュー - WIRED VISION
・百度:Google中国の市場を狙い - 済龍 CHINA PRESS
・IWCとシーシェパードと日本漁業行政の功罪(下) クジラ不在の捕鯨問題―かわいそうから始まるエセ環境保護― - PJニュース
・援助だけで能がない アフリカ開発会議で空回りする日本外交 - ダイヤモンド・オンライン
・日本人麻薬密輸犯の死刑執行は何を物語っているのか? - Record China
意見
グローバル資本主義だけが世界を平和にし、世界の貧困問題を解決できる ―米軍ヘリによる民間人誤射殺の映像から考えた事
金融日記―――藤沢数希
…Newsweek等で報道された米軍による民間人誤射事件と、アメリカの“正義感”などについて。
しかしアメリカの正義には確かに一理も二里もあるのは事実である。資源は資本主義のルールに則って、世界の市場で適正に取り引きされるべきで、暴力によって権力を握ったならずもの国家の独裁者が独占するべきではないのだ。世界の中で圧倒的な軍事力を誇るアメリカの傲慢な外交姿勢により、世界の多くの人々が多大な恩恵を受けているのもまた一つの事実なのだ。
記事全文
中国のない世界
404 Blog Not Found―――小飼弾
…Google撤退に絡めて分析した「中国」という国の特徴や現在抱えている問題、先進国から見た「労働力」の価値観について。
中国というのは「世界」なのだ。3億人の「市民」と10億人の「農民」から成る。中国は世界の1/5スケールモデルであり、中国政府の決定というのは国家の決定というより「世界」の決定なのだ。
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アングロサクソンは「食文化」がないから反捕鯨に走る?
木走日記―――木走正水
…なぜ欧米で反捕鯨の意見が多数を占めるのか、日本の食文化や魚などに対する価値観の違いなどについて。
私は思うのですが、そもそも「食文化」が未熟なこれらアングロサクソン諸国の人々には、他の国の「食文化」への理解・敬意、その「食材」への理解・敬意を深めることが難しいのではないのでしょうか。
私たち日本人は鯨を含め海洋資源を「海の幸」と称して慈しみ食すわけですが、実はこの感覚はアジア全般に共有されており、さらに地中海沿岸のフランス、イタリア、スペインと言った成熟した「食文化」を有する南欧ラテン諸国の人々とも共有されている文化であるのに対し、ゲルマン・アングロサクソン諸国とは共有しづらいのだと考えます。
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アフリカが発展しない理由
Chikirinの日記―――Chikirin
…アフリカに存在する国の多くが援助を貰っている理由や、アフリカ各国の内情、貧困層にまで支援が行き渡らない理由について。
国を引きいる政治家達は、自国の現状の悲惨さは過去の欧米帝国主義の悪行(植民地化、搾取)の結果であると考えている。だから欧米がアフリカを援助するのは当然のことであり、自分達の力で、援助を受けないで済む国を建設せねば、などという気持ちは全くない。自分の国が上手くいかないのは自分達のせいではなく“あいつらのせい”だから。
すなわち自国の最大産業が“国際社会からのODA受け取り産業”であることは歴史的正当性があり、搾取者から富を取り返すのは、共産主義思想的観点から正当な行為であるということらしい。
そのくせ、自分達を“自分の国の人”と同列にはおかず、むしろ西欧諸国のリーダーと同じ立場におき、そういう生活水準や富や権力を得るために、自国の唯一の財産である資源利権を私的に流用することに全く頓着しない。
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【佐藤優の眼光紙背】中国による日本人に対する死刑執行にボイコットで対抗せよ
眼光紙背
…法人に対する死刑執行と、岡田外相の対応についての批判。
現代の国際法理論において、国家主権は絶対ではない。それだから、国連がサダム・フセインのイラクや、金正日の北朝鮮に対して干渉することができるのだ。人権問題に関しては、個人が国際法の主体となる場合もある。文明国において受け入れられている標準的な法手続が中国では遵守されているのだろうか? 犯した犯罪と、それに対する刑罰が著しく均衡を欠いていないか? 今回の日本人4人の死刑判決に関しては重大な疑念があると筆者は考える。
記事全文
関連ニュース
・ヘリによる民間人殺害:現場にいた兵士にインタビュー - WIRED VISION
・百度:Google中国の市場を狙い - 済龍 CHINA PRESS
・IWCとシーシェパードと日本漁業行政の功罪(下) クジラ不在の捕鯨問題―かわいそうから始まるエセ環境保護― - PJニュース
・援助だけで能がない アフリカ開発会議で空回りする日本外交 - ダイヤモンド・オンライン
・日本人麻薬密輸犯の死刑執行は何を物語っているのか? - Record China
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