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【衝撃事件の核心】「高差」「うちこ」隠語は健在…警視庁ネットハンターが狙う闇サイトの“急所”  (5/5ページ)

2010.5.3 12:00
このニュースのトピックスネット犯罪
「闇サイト」は、いまだに跋扈を続けている(早坂洋祐撮影)「闇サイト」は、いまだに跋扈を続けている(早坂洋祐撮影)

 闇サイトでよくみられる「短期高収入」「裏仕事」などの書き込みは、本当に犯罪につながるものなのか。そうした「よく分からない部分にしっかり手を付ける」(同本部)ため、身分を隠して投稿者と連絡を取る“潜入捜査”をしたり、違法行為を確認したら担当の捜査部署に通知する“犯罪の仕分け人”としての役割を果たしたりするという。

 昨年2月には、神奈川県警の捜査員が実際に闇サイトで高額収入のアルバイトを募集していた男と接触。振り込め詐欺のための他人名義の口座開設などを持ちかけられ、男を共犯者とともに摘発した事例があった。同本部でも同様に闇サイトの投稿者との接触を始めているといい、活躍が期待される。

 無数の闇サイトは今も存在するとみられるが、同本部は「取り締まるという姿勢を見せて相手の数を減らし、減った相手を取り締まって撲滅を目指す」と力を込める。

 しかし渋井氏は、捜査の面はさておき根源的な対応の必要性を指摘するのだ。

 「闇サイトのユーザーを減らすような手だてを取らないとモグラたたきになるだけ。正社員を増やしたり、非正規雇用や無職の人へのサポートを拡充するような施策が必要なのではないか」

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「闇サイト」は、いまだに跋扈を続けている(早坂洋祐撮影)
「闇サイト」は、いまだに跋扈を続けている(早坂洋祐撮影)
「闇サイト」は、いまだに跋扈を続けている(早坂洋祐撮影)

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