広島市安佐北区安佐町の鈴張川で、県道(宇津可部線)宇津橋の架け替え工事が完了した。2日、地元住民約130人が渡り初めをした。
県道が通る太田川左岸の護岸工事に伴う架け替えで、国土交通省太田川河川事務所が2009年12月に着工。長さ34メートル、幅11メートル。片側1車線の車道と歩道を設けた。旧橋を撤去した07年12月以降、一部区間で通行止めになっていた県道の通行も再開した。
護岸工事は、05年9月の台風14号による洪水被害を受けた浸水対策の一環。堤防(高さ10メートル)を240メートルの区間で築造するのに合わせ、橋を架け替えた。
【写真説明】渡り初めをして宇津橋の完成を祝う住民
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