牛などの偶蹄類が感染する伝染病。2010年4月、宮崎県で国内では10年ぶりの発生が確認された。[関連情報]
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口蹄疫で自衛隊派遣要請 宮崎(1日) / 豚にも口蹄疫の症状 処分へ(27日) ...
ニュース
- アジアのウイルスと近似=宮崎の口蹄疫−農水省(時事通信)2日 - 22時1分
- <口蹄疫>1例目ウイルスはアジア地域と近縁 農水省が確認(毎日新聞)2日 - 20時9分
- 畜産フェア:県産畜産物の「安心・安全」PR−−鹿児島 /鹿児島(毎日新聞)2日 - 15時27分
- GW:五月晴れ 行楽地ににぎわい 日南/宮崎/高千穂 /宮崎(毎日新聞)2日 - 15時27分
- 宮崎県、口蹄疫で陸自派遣要請(産経新聞)2日 - 7時56分
- 口蹄疫で自衛隊派遣要請=宮崎県(時事通信)1日 - 20時44分
- <口蹄疫>豚に感染の疑い、13例目 宮崎(毎日新聞)1日 - 20時43分
- JA都城総代会:口蹄疫影響 畜産地帯、緊迫の「空席」 書面で議決 /宮崎(毎日新聞)1日 - 16時29分
- 口蹄疫:市場延期、県が緊急融資 無利子で最大500万円 /大分(毎日新聞)1日 - 16時20分
- 口蹄疫:県内の家畜異常なし 宮崎・感染を受け、県が調査終了 /山口(毎日新聞)1日 - 15時58分
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対応・対策
- (「家畜伝染予防法」第九条 都道府県知事は、特定疾病又は監視伝染病の発生を予防するため必要があるときは、区域を限り、家畜の所有者に対し、農林水産省令の定めるところにより、消毒方法、清潔方法又はねずみ、昆虫等の駆除方法を実施すべき旨を命ずることができる。)
実施する区域 | 宮崎県におけるすべての偶蹄類の家畜飼養施設 |
消毒方法 | 家畜防疫員の指導のもと、塩素系等の消毒薬による飼養施設内(畜舎周囲及び施設外縁部)散布 |
家畜伝染病予防法及びこれに基づく防疫指針に沿って | 飼養牛全頭の殺処分、畜舎の消毒、汚染物品の焼埋却等を実施 |
確認農場の周囲を移動制限区域、搬出制限区域 | 家畜の移動禁止、家畜市場等の閉鎖等を実施 |
周辺農場及び関連農場 | 立入検査等を実施 |
宮崎県 |
- 口蹄疫の疑似患畜確認に係る防疫状況等について - 宮崎県庁
相談窓口・情報提供
- 口蹄疫に関する情報提供について - 相談窓口一覧等。宮崎県
経緯
2010年(平成22)年4月20日 | 宮崎県の農場の和牛が口蹄疫の疑い。飼養牛動物衛生研究所でPCR検査(遺伝子検査)を行ったところ、陽性が確認された。 | |
陽性が確認された牛について | 家畜伝染病予防法に基づく殺処分等の防疫措置の対象となる口蹄疫の疑似患畜と判断し、 ウイルス分離検査による確定診断を実施 | |
当該農場 | 感染が疑われるとの報告があった時点で飼養牛の移動を自粛 | |
家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜が確認 | 農林水産省、宮崎県に口蹄疫防疫対策本部を設置 | |
農林水産省、読売新聞 |
韓国で感染拡大
- 韓国で口蹄疫感染が相次ぐ、畜産農家の意識低く感染拡大の恐れも - サーチナ(2010年4月23日)
- 宮崎の口蹄疫は韓国と同タイプ 農水省、O型ウイルス確認 - 産経新聞(2010年4月23日)
注意・喚起
- 宮崎牛は安全・安心です。消費者の皆様へ(PDFファイル) - 宮崎県
口蹄疫とは
原因(病原体) | 口蹄疫ウイルス(Picrnaviridae Aphthovirus) | ||
感受性動物 | 牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし | ||
症状 | 突然40〜41℃の発熱 | 元気消失に陥ると同時に多量の流挺(よだれ)がみられ、口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振,は行(足をひきずる)を呈する | |
過去の発生状況 | 国内 | 2000(平成12)年宮崎県及び北海道 | |
過去の発生状況 | 外国 | イギリス、フランス、中華人民共和国、大韓民国、台湾、ロシア、アフリカ、中南米他 | |
農林水産省 |
- 口蹄疫症例写真 - 北海道庁
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