口蹄疫(こうていえき)

Yahoo!ブックマークに登録 ブックマークに登録 掲示板:投稿数26

牛などの偶蹄類が感染する伝染病。2010年4月、宮崎県で国内では10年ぶりの発生が確認された。[関連情報]

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

対応・対策

緊急的な口蹄疫の発生の予防のために、家畜伝染病予防法第9条に基づく、消毒方法等の実施に係る命令により実施。
  • (「家畜伝染予防法」第九条 都道府県知事は、特定疾病又は監視伝染病の発生を予防するため必要があるときは、区域を限り、家畜の所有者に対し、農林水産省令の定めるところにより、消毒方法、清潔方法又はねずみ、昆虫等の駆除方法を実施すべき旨を命ずることができる。)
実施する区域宮崎県におけるすべての偶蹄類の家畜飼養施設
消毒方法家畜防疫員の指導のもと、塩素系等の消毒薬による飼養施設内(畜舎周囲及び施設外縁部)散布
家畜伝染病予防法及びこれに基づく防疫指針に沿って飼養牛全頭の殺処分、畜舎の消毒、汚染物品の焼埋却等を実施
確認農場の周囲を移動制限区域、搬出制限区域家畜の移動禁止、家畜市場等の閉鎖等を実施
周辺農場及び関連農場立入検査等を実施
宮崎県

相談窓口・情報提供

経緯

2010年(平成22)年4月20日宮崎県の農場の和牛が口蹄疫の疑い。飼養牛動物衛生研究所でPCR検査(遺伝子検査)を行ったところ、陽性が確認された
陽性が確認された牛について家畜伝染病予防法に基づく殺処分等の防疫措置の対象となる口蹄疫の疑似患畜と判断し、 ウイルス分離検査による確定診断を実施
当該農場感染が疑われるとの報告があった時点で飼養牛の移動を自粛
家畜伝染病である口蹄疫の疑似患畜が確認農林水産省、宮崎県に口蹄疫防疫対策本部を設置
農林水産省、読売新聞

韓国で感染拡大

注意・喚起

口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはない。また、感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはない。仮に感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響はない。(農林水産省)

口蹄疫とは

原因(病原体)口蹄疫ウイルス(Picrnaviridae Aphthovirus)
感受性動物牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし
症状突然40〜41℃の発熱元気消失に陥ると同時に多量の流挺(よだれ)がみられ、口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振,は行(足をひきずる)を呈する
過去の発生状況国内2000(平成12)年宮崎県及び北海道
過去の発生状況外国イギリス、フランス、中華人民共和国、大韓民国、台湾、ロシア、アフリカ、中南米他
農林水産省

関連トピックス

▲関連情報の先頭へ


PR
注目の情報
iPhoneでもYahoo!ニュース
PR

注目の商品・サービス