ゴールデンウイーク(GW)5連休2日目の2日、中国地方の高速道路は前日に続き、山陽自動車道を中心に渋滞した。山陽道の渋滞に伴い、広島市内と広島空港(三原市)を結ぶリムジンバスは午前10時台から午後1時台にかけ、約3時間にわたり運行を見合わせた。折り返しを含め、計33便が運休した。
リムジンバスの発着場の一つJR広島駅北口(広島市南区)では、バス運行会社の係員が利用客にJRを利用するよう誘導したり、再開の見通しを説明したりしていた。
西日本高速道路中国支社によると、山陽道志和インターチェンジ(IC)―広島ジャンクション(JC)間の上りと、福山西IC―鴨方IC間の下りで追突事故も重なり、それぞれ最大で約23・5キロ渋滞した。西条IC―沼田パーキングエリア間などの下りも最大約20キロの渋滞が起きた。
同中国支社は、3日も山陽道や岡山自動車道で10〜20キロの渋滞が断続的に発生すると予測している。
【写真説明】のリムジンバスの運行見合わせを利用者に説明する係員(左)(2日午後1時15分、広島市南区のJR広島駅北口)
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