3月に入りまして、さすがに朝晩の冷え込みも大したことなくなってきました。もう冬も終わりに近づきつつあるようです。
今日(4日)は
165系低屋根の出荷日ですね。出るもの出るもの全部買っていたらとてもじゃないですがお金がもちません。
新たに買わずとも、かなり昔に買ったのがありました。以前にも語ったことがあったかと思います。
最初はこの画像で「買ってきました」とやろうと思ったのですが、今回から吊り下げ式のパッケージになったので熱心な信者の方にはすぐにバレますね。
品番は同じなので実質再生産なのですが、今回品から新室内灯対応になっていまして、カプラー、黒染車輪など細かい点も改良されています。(車号は基本、増結共前回品と同じです)
尚、価格は据え置きです。
私のものは初回品ですので当時の思い出くらいしか語ることはできませんが、まぁお付き合いください。
レシートによると購入したのは平成7年9月6日となっています。もう15年近く前になるのですね。インサート(説明書の数字)は9506です。
この製品が出るまでは165系自体が市場から消えて久しくなっていましたので、待望の新発売でした。(たまに見かけるのは赤い箱の10-309ムーンライトくらいでした。今ではこちらの方が貴重かも?)
当時の販売店の選択肢は八王子のクラウンか、立川のキョーサン、新宿のさくらや等が主なところでした。
これらのお店は発売当日の午後に入荷するので夕方行けば買うことができます。当時から人気アイテムは瞬殺(今よりひどいかも?)でしたので、キョーサンで予約でもできれば安心ですが、予約が締め切られてしまうと予約を受けていないお店に発売日に行かねばなりません。
モチロン、ネットなど普及していませんから、発売日情報はお友達か、販売店または総本山に問い合わせが主流でした。
そういえば、KATOテレフォンインフォメーションなんてのもありましたね(懐
で、結局どこで購入したかと言いますと、今はなき立川のユザワヤです。南口にありました。確か、予約を受けていないのと穴場的な感じだったので行ってみたのです。万が一買い逃した場合、キョーサンがすぐそばにあるし。というのも理由だったと記憶しています(かなりいい加減です。本当は単にその時の気分かも?)
今調べたらこの日は水曜日だったのでユザワヤなら営業しているだろうと思って行ったのかも知れません。(行く前に確認の電話したような・・・)
夕方でしたが、ちょうど入荷した直後で無事に購入できたのですが、この時は今回と違って、サロ165は帯なしで、サハシ165は出ませんでした。
所属は「新カヌ」ですが、新製時は「千マリ」で房総急行として活躍していました。(画像のホロは自分で薄く削って付けました)
95年頃の上沼垂運転区K-9,K-10編成がプロトタイプのようです。
細かいことですが、基本と増結をそのまま組んで6両とすると、クハ165の車号が合わなくなります。
クモハ165 138-モハ164 861-クハ165 162+
クモハ165 133-モハ164 856-クハ165 198(
青字が基本、
赤字が増結です)
上記が実車に則した正しい編成なのですが、実際に組むと基本セットのクハ165 162が下記のように編成端にきてしまいます。
クモハ165 138-モハ164 861-
クハ165 198+クモハ165 133-モハ164 856-
クハ165 162
なので、私はライトユニットを増結のクハ165 198に移設しました。
当時のKATOニュース(No,58)の記事です。
こういうのを見ると欲しくなりますね。
公式HPでは「クモハ165 136」となっていますが、正しくは「138」だと思います。(実車の編成も私の製品の車号もそうでしたので)
今回の生産で当分の間165系のリニューアルはないと思われますのでまだまだ現行品でも楽しめますね。
久々に自分の物を眺めていて気付いたのですが、クハ165とクモハ165の屋根板が基本と増結で違います(新製冷房車と冷房改造車でベンチレータの配置が違う)
当時は屋根セットや窓ガラスセット、アンデコ(未塗装)ボディ等々今で言うメイクアップパーツみたいなものが色々と出ていましたね。
165系はEF58と並んで膨大なバリエーションを誇りますからこれだけで本が一冊出来ますね。
今回は最近では珍しく長々と語ってしまいましたが15年も前のことをこれだけ覚えているのですから、それだけ思い入れも深かったのでしょう。
先ごろ発売されたキハ52や583系等々、まだまだ従来品も健在ですね(ネコ社の
Nゲージ大図鑑2009〜2010によると既存の仕様も共存するというようなメーカーのコメントがありますね)
では。
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