カジノ労組が民主労総を脱退へ

 外国人専用カジノ「セブンラック」を運営しているグランド・コリア・レジャー(GKL)労組が29日に発表したところによると、同労組は組合員による投票の結果、賛成率75.6%で全国民主労働組合総連盟(民主労総)からの脱退を決議したという。

 GKLは文化体育観光部傘下の企業。同社の労組は組合員数1076人(90%がディーラー)で、民主労総サービス連盟の中ではハイワン・リゾート、現代百貨店に次ぎ3番目の規模だ。

 同労組のイ・ジェソン事務局長は、「民主労総の労働運動の方向が、1980-90年代のような強硬路線ばかりに流れているのは、時代の流れと合わず、またカジノ労組の特性とも合わない」と語った。

 イ事務局長は、「GKLでは週休二日制が既に施行されているが、民主労総は週休二日制の問題を闘争課題に掲げ、代理運転労組などほかの加入団体と連帯して戦うに値する共闘課題もなく、脱退を選択した」と説明した。

申晶善(シン・ジョンソン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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