医薬品リベート処罰制度、医師協会が反対集会計画

 大韓医師協会は、今年11月から実施されるリベート授受処罰制度に反対する大規模集会を来月にも開く方針を固めた。

 28日に国会で可決された医療法、薬事法、医療機器法改正案には、医薬品などを採用する見返りとして、業者から金品提供や接待などを受けた医師、薬剤師を処罰する制度が盛り込まれた。これについて医師協会は、「医師を『潜在的犯罪者』と見なす法律だ」として、強く反発している。

 医師協会の広報担当者は「地方選挙の時期などを考慮し、5月16日ごろに集会を開くのが適当だとの意見が出た。集会の時期や規模、方法、場所などについては、会員の意見を集約し、今週中に最終決定する予定だ」と述べた。

 医師協会内部では、今回の集会を指導部の集会といった規模ではなく、大規模なものにすべきとの議論が高まっているという。医師協会による大規模集会は、2007年2月の医療法全面改正阻止に向けた糾弾大会以来3年ぶりとなる。

キム・ギョンファ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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