ACLサッカー:全北、王者対決で鹿島に惜敗
サッカーのアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)は28日、1次リーグ最終戦の残り試合が行われ、KリーグとJリーグの王者対決となったF組では、全北が鹿島アントラーズに1-2で敗れた。
これでF組2位となった全北は、決勝トーナメント1回戦でH組1位のアデレード(オーストラリア)と対戦することになったが、移動に17時間以上もかかる敵地での試合となる。
全北を破った鹿島は、前日にH組2位となった浦項と決勝トーナメント1回戦で対戦する。この試合で、浦項のバルデマール・レモス・オリベイラ監督は、実兄である鹿島のオズワルド・オリベイラ監督との「兄弟対決」に臨むことになる。ブラジル出身の両監督は、過去にブラジルリーグで1度対戦し、2-2で引き分けている。
28日に行われたACL1次リーグ最終戦、カシマサッカースタジアムで鹿島と対戦した全北は、前半20分、Kリーグ出身の李正秀(イ・ジョンス)にヘディングで先制ゴールを決められ、その2分後には野沢に2点目を許した。その後、後半32分にチン・ギョンソンがミドルシュートで1点を返したが、追加点とはならなかった。
鹿島に2連敗を喫した全北は、1次リーグを終えて4勝2敗、F組2位となった。鹿島は6戦全勝でF組1位。
全北は、試合開始から鹿島に攻撃の主導権を握られた。李正秀に先制ゴールを許した直後、さらに2点目を奪われたのが決定的な敗因となった。
全北は後半、李東国(イ・ドングク)、イム・サンヒョプ、シム・ウヨンを順に投入し、攻撃の主導権を奪いにかかったが、チン・ギョンソンの1ゴールに終わった。全北は最後まで粘りのプレーを見せたが、雨に濡れたピッチで何度も転倒し、ボールタッチが不安定だった。
すでにE組1位が決定している城南(5勝1敗)はこの日、メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)とホームで対戦し、チョ・ジェチョルの決勝ゴールで3-2と辛勝。城南は来月11日、決勝トーナメント1回戦でガンバ大阪(日本)とホームでの対戦に臨む。
鹿島=ノ・ジュファン記者
城南=クク・ヨンホ記者
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