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Twitter Send 2010/05/02 15:33 KST
哨戒艦沈没事故調査団、監視カメラの映像復元に全力


【ソウル2日聯合ニュース】政府高位消息筋は2日、海軍哨戒艦「天安」沈没事故の原因調査を進めている軍民合同調査団の科学捜査チームが船内に設置されていた監視カメラの映像復元作業を行っていると承知していると明らかにした。カメラには事故当時の状況が録画されている可能性が高いという。

 この消息筋は「カメラは通路や弾薬庫など『天安』の主要施設5〜6カ所に設置されている。映像が復元されれば、爆発当時のようすをはじめ、事故発生前後の状況を把握する上で重要な手掛かりになる」と述べた。

 海軍は状況室の勤務者が艦艇内部の状況を随時確認できるよう昨年「天安」に監視カメラを設置した。

 あるセキュリティー会社の専門家は、艦艇に設置されたカメラは陸上で使われているものとは異なり、一部防水機能があるとし、最近は映像の復元技術が発達し、海水にさらされても映像の復元がある程度可能なはずだと述べた。

 調査団は国内技術での映像復元が難しい場合は米国の専門機関に依頼する案も検討を進めている。

japanese@yna.co.kr