2010年5月2日 9時57分 更新:5月2日 10時58分
【ニューヨーク支局】首や背中の張りを訴えて調整が遅れていた米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(29)が1日(日本時間2日)、ボルティモアでのオリオールズ戦に先発で今季初登板し、五回途中、7失点でKOされた。投球内容は4回3分の2を投げ、2本塁打を含む被安打7、3四球、4奪三振、投球数95。チームは9-12で敗れて松坂が敗戦投手となり、復帰登板を飾れなかった。
松坂は一回、先頭打者に四球を与え、一塁へのけん制悪送球で走者を二塁に進ませた後、2番打者に中前適時打を許した。
その後は徐々にリズムを取り戻したが、3点をリードした五回1死から6番・ウィギントンに左越えのソロ本塁打。2死一、三塁からは三塁内野安打と中前打で2点を失って同点とされ、3番・ウィータースに左越え3点本塁打を浴び、次の打者にも二塁打されて降板を告げられた。
松坂は春季キャンプ中に首を痛めるなどし、4月4日から故障者リスト入り。その後、マイナーリーグで3試合に登板し、復帰に備えていた。